玉ねぎの栽培!種まきから植える時期や肥料!収穫から干し方の実際!
玉ねぎの栽培方法を種まきから実際の作業を写真で私の場合を解説。
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私の玉ねぎの栽培を紹介します
*私の栽培方法なので推奨は致しません。
参考の読み物程度にしてください。
Contents
玉ねぎの種まきはいつ?畝の作り方!
「玉ねぎの種まき」
の状況です。
わたしが撒いたのは
「8月29日」
です。
玉ねぎの種をまく畝の作り方!肥料を紹介!
肥料は以下です。
- ①:苦土石灰
②:燻炭
を混ぜて、ミニ耕運機でかき混ぜておきます。
私は、2回ミニ耕運機で攪拌します。
(燻炭の写真)
その後畝たての時に、最初に床になる部分に
➂:タマゴ化成
(タマゴ化成)
を適当にふり、畝を立てていきます。
「燻炭」
は、もみ殻を焼いたものですが、私はコメ農家なので、もみ殻は畑に入れるか、または焼いて燻炭にします。
大量の燻炭ができるので、ほとんどの物にはいつも使用しています。
*写真は後日に
玉ねぎの種をまく畝の作り方!
畝はあらかじめ我が家の「ミニ耕運機」で、肥料を混ぜて耕運しておきます。
目印のひもを張り、畝の幅を決めます。
幅の大きさは、新聞紙をかぶせるので大体それより少し大きいほど。
紐を目印に土を挙げて、上面を均していきます。
両方の土を寄せてこんな感じに。
きれいに床ができました。
そこで今度は、玉ねぎの種をまく場所を角材で押して、くぼみ(2~3㎝ほど)を作ります。
角材は適当で、幅50㎜ほどで何でもOK.
この畝には「5本」のまく場所を作りました。
玉ねぎの種をまいているところ!密度が問題!
早速撒いていきます。
品種は私は
- ①:ラッキー
で、おふくろさんは
- ②:ケル玉
です。
「ラッキー」
が標準的なようですが「ケル玉」は岩手県の奨励品種で、栄養価が多いんだとか。
実際のまいた状況の写真です。
どんどん撒いていきます。
*土が黒で種も黒。
どこにまいたかわからなくなります。
そこで石灰に混ぜてみたのですが、どうもうまくいきませんでした。
間隔は「1㎝」というようですが、適当になりますね・・どうしたって。
玉ねぎの種をまいた後は「ピートモス」でうすく覆う!
「玉ねぎの種」
を巻いたら、その上に
「ピートモス」
を薄く掛けます。
ふつうは、土を1㎝程かけるのですが、ピートモスが何となく良さそうなので、適当に(近所の方からおふくろさんが教わった)
それに、適当に水をかけていきます。
(かけているのはおふくろさんん)
こんな感じで、種まきが終了します。
左は「ラッキー」で右が「ケル玉」です。
そのあとに大事な作業が。
玉ねぎの種をまいた後は新聞紙と寒冷紗で覆う!
無事「玉ねぎの種まき」が終了したのですが、これに
- ①:新聞紙
②:寒冷紗
をかけていきます。
新聞紙は、あらかじめ糊でくっつけて長い物にして、巻いておきます。
それをかけておきます。
こんな感じ。
新聞紙が下で、寒冷紗が上です。
「新聞紙」
は、我が家では稲の苗でも使用します。
水持ちがよくて、元気な苗が出てくるという理由ですが、なければどうなるかはわかりません。
私には、単なるおふくろさんのこだわりに感じますが・・・
完成はこんな感じです。
これで当分、芽が出るのを待ちます。
玉ねぎの苗の芽が出てきた!
ここでは、玉ねぎの芽が出てきて、大きくなっていく
「畑に移植」
するまでの、玉ねぎ苗の経過を紹介します。
玉ねぎの種をまいた芽がでてきた!
今日は9月4日。
種を撒いてからほぼ一週間。
奇麗に芽が出てきました。
以下写真で紹介します。
寒冷紗を外します。
新聞も外すとこんな感じ。
玉ねぎの種の芽吹きの写真
どんどん、大きくなっていきますが、もう少ししたら軽く土をかけていきますが、またそのうちに更新します。
玉ねぎの芽が大きくなってきたので土をかけた!
今日は9月12日。
芽が出た「玉ねぎの苗」は順調です。
この苗に土をかける作業を行いましたので、写真で紹介します。
掛ける土は、出来るだけサラサラがいいのはもちろんですが、長い雨の期間でなかなか・・
そこで、上の減反のトラクターで起こした土をバケツで持ってきて掛けました。
まずはかける前の苗はこんな感じです。
これに土を手で真上からかけていきます。
もう一枚
かけ終わった場面はこんな感じです。
全景はこんなところですが、現在は育っています。
また、伸びてきたらここで更新していきます。
玉ねぎの芽が大きくなってきたので燻炭をかけた!
今日は9月16日。
玉ねぎの苗がそこそこ大きく伸びてきたので、我が家特有の燻炭を入れてみました。
写真はこちら。
燻炭をバケツに。
適当に振っていきます。
もう一枚
もう一枚
こんな感じの仕上がりです。
次回は追肥します。
玉ねぎの芽が大きくなってきたので追肥をした!
今日は9月18日。
追肥をしたのですが、やった肥料は
「たまご化成S555」
です。
これをパラパラと。
実際の写真です。
これを畝に適当に、多すぎないように散布します。
追肥を拡大して。
次回はちょっと複雑な仕事しますよ~~
玉ねぎの苗に燻炭をまいた!
今日は9月16日。
この作業はふつうはなさそうです。
我が家では、おふくろさんのこだわりに感じます。
稲刈りしたぬかは、ほとんど焼いて燻炭にして、畑に使用していますので、その一環です。
バケツに燻炭を入れて、適当にかけていきます。
状況写真です。
近くで見るとこんな感じ。
虫よけなどの効果が期待できます。
10月2日の写真はこちら。
もう少し近くからの写真。
元気に育っています。
10月20日ころまでには、畑に植えるのでそろそろ畑の準備祖しないといけないですね。
田んぼの減反を利用して植えるので、そちらの準備もこれから忙しくなります。
会社に行ってる場合ではない?
かもしれませんね~~早く定年を迎えたいです‥あと3か月。
玉ねぎの苗を実際の畑に植える作業風景!季節はいつだ?
「玉ねぎ」
を畝を立てて植え付けました。
植え方はしんどかったですが、初めてやっていい経験でした。
指導は89歳のおふくろさん。
内容を紹介します。
玉ねぎの植え付け!畝を立てる前段取り!
今日は10月12日。
減反している「耕作放棄地」に、春菊を植えたのですがそのわきに畝を6本建てる計画。
まずは、肥料を入れるのですが、以下の物を入れました。
①:元肥:鶏糞相当数
②:肥料:たまご化成555:一本
②:石灰窒素:一袋
③:燻炭:ぬか袋で5本ほど
主なところはこれ。
状況の写真です。
肥料はこの二種類。
鶏糞は先にまいておきました。
燻炭をキャリアで運びます
省略しますが、トラクターで入念に三回耕運して、土を細かくしていきます。
こんな感じですが、数日前の雨でなかなかいい具合にはいきませんでした。
ここまで終了したら、今度はマルチシートの幅に合わせて、畝を立てていきます。
玉ねぎの植え付け!畝を立てマルチシートを張って床を作った!!
畝立のポイントは、その畝の幅・・言うまでもないですね。
マルチシートの幅に、畝の幅を合わせて、サイズを決めます。
畝を立てていきます。
立て終わったら、その床に写真の防虫剤を散布します。(農協で推薦されたもの)
防虫剤と床のと土をレイキで均しながら、混ぜていきます。
なるべく平らにすることがコツ。(マルチシートが張ったあときれいです)
出来上がった畝・
これに、マルチシート(5穴)を張っていき、両サイドに土を載せて固定します。
完成した写真がこちら。
おふくろさんの床は、昨年使った7穴のマルチシートを使っています。
マルチシートも、大事に使えば何度も使いまわせます。
玉ねぎの植え付け!畝に植え付ける方法と完了写真!!
今日は10月13日。
では、メインイベントの玉ねぎの植え付けに入ります。
苗を鍬で掘り起こします。
根が土から離れてるので、簡単に抜けます。
それを根の部分をそろえて、束にしていきます。
苗の葉っぱの部分と、根の部分が長いので適当な長さにはさみで切り落とします。
植える前に、HB-101を1000倍に薄めた液をバケツに作っておいて、根を底につけます。
それを、マルチの穴に一本ずつ植えていきます。
指で穴をあけて苗を入れて、根が出ないように注意しながら、植えたらしっかりと押し付けて、ぐらぐらしないようにしましょう。
こんな感じ。
植え付けた完了の写真。
もう一枚
全景の写真です。
一個の畝で約300本ほど。
6本ですが最後の6本目は少ししかありませんでした。
苗の段階で、虫に食べられて少し減ったような印象。
なので実際は1500~1600個程度だと思います。
昔ながらの原始的な方法での玉ねぎの植え付けです。
植えた場所は
「耕作放棄地の再生」
を実験する田んぼです。
*何か忘れてるような気もしますが、責任はとれませんので、あくまでも参考程度にしてください。
次回の更新は、随時ですが12月初めころの
「追肥」
の時期です。
思うに「虫対策」は確実にやっておいた方がいいかと思います。
玉ねぎの植え付け!中間というか早いかもしれないが追肥した!
本日は10月26日。
お袋さんの指示で追肥しました。
追肥:鶏糞
補助:燻炭
写真はこちら。
燻炭の作成方法はこちらで紹介しました。
この時期の定番!
渋抜きした柿もおいしいですよ~~
玉ねぎの植え付け!蛎殻石灰を散布!
今日は11月28日
蛎殻石灰を散布しました。
こんな感じ。
終了した全体の写真
全ておふくろさんの指示。
いよいよ雪が降るようです。
後は来年まで待つしかないですね。
雪の下で、玉ねぎがすくすくと育つんだと思います。
*冬になりました。
我が家の玉ねぎは、この雪の下です。
*2月20日追記
真っ白です。
この雪の下でどうなってるのかな?
春はもうすぐ。
「蕾菜」
も同じくこの雪のした。
玉ねぎの栽培!2023年春の風景
2023年の玉ねぎはここから。
収穫は6月ですからまだ先です。
玉ねぎの雪が消えた風景と追肥の風景!
春で、一気に暖かくなって雪が消えました。
こんな玉ね義の風景
本来なら、雪の上から追肥した方がいいと「お袋さん」が言うのですが、消えてしまったのでこれに追肥。
追肥の状況写真です。
追肥をしました。
玉ねぎの追肥は今回が最後。
今度は蠣殻切開をやるのですが、その時にまた更新します。
雪の下でしっかりと元気に育っています。
玉ねぎの収穫風景!今年は豊作だった!
もう終わったのですが、今年の玉ねぎの収穫の風景写真です。
「豊作だった?」
かどうかわかりませんが、そこそこの大きさでそろっていたように感じます。
2,500個ほど植えたのですが、すべてがものになったかはわからないので話8割程度で。
収穫した玉ねぎの用途は以下。
- ➀:子供たちに送る(二名)
➁:適当に配布する
➂:余剰分を産直で売る
➃:もちろん自家消費が優先
です。
子供たちには、もっていくときは米袋(30㎏)で一個。
玉ねぎって高いんですね~~売ってるの見て驚きました。
玉ねぎを収穫した後の保存方法!冬はどう過ごす?
「玉ねぎ」
は収穫した後、頭を着適当な長さで切って、床に数日天日干ししておきます。
その後、何個かづつ紐で縛って、写真のようにかけておきます。
6月に収穫して、1月頃まではこのままでいいですが、3月頃になると
「芽」
が出てきます。
なので、こんな対策をします。
もうそのころになると、残りは少なくなるので、米袋に全部詰めます。
たぶん5~6袋くらい。
それに
「リンゴ」
を数個入れておきます。
すると、完全ではないですが、ある程度は「芽吹き」を止めることが可能なようです。
我が家ではこうしています。
そうして、一年中、玉ねぎを食べていますよ~~~
玉ねぎの栽培!種まきから収穫保存までの実績のまとめ!
「玉ねぎの種まき」
から、苗の植え付け、床(畝)の作り方や肥料の内容と、量などいろんなことを紹介していきます。
最終的には、収穫してもちろん自分たちで消費しますが、余りますから、それは産直だ販売する予定。
もちろん、それは来年になりますが、そこまでここで紹介していきます。
野菜はとても高いです。
もちろん、玉ねぎも例にもれません。
私たち農家からすれば、とても安い物だったのですが、最近の価格を見ると驚きます。
おそらく、この価格は諸般の価格も上昇していますから、それに連動して下がることはないようにも感じます。
とても、住みにくい世の中になったな~~という印象もありますね。
・・・・・・・・・・
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*ヘッダーの写真は我が家の家の裏に池があるのですが、そこの鯉の写真です。
ここは山奥・・とても平和です。