「進取の気性」の意味と使い方と例文!類語と反対語や英語表現!
進取の気性とは? 意味は、既成概念にとらわれず新しい物事に取り組む気質や性格。
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「進取の気性」に富む人材は企業の宝!
Contents
「進取の気性」とは?読み方と意味を詳しく!
「進取の気性」
読み方は「しんしゅのきしょう」です。
意味は以下の解説。
従来の習わしにとらわれることなく、積極的に新しい物事へ取り組んでいこうという気質や性格を指す言い回し。
(実用日本語表現辞典)
従来の手法や考え方は
「既成概念」
とも言います。
斬新なアイディアや、これまでにないサービスで急成長する企業(ベンチャー)は「既成概念」にとらわれない
「進取」
の企業と言えます。
今や当然ながら大企業でさえ「進取」にこだわる時代。
「進取の気性」の語源は言葉の意味に由来!
「進取の気性」
の語源は、言葉の意味に由来。
- ➀:進取
➁:気性
の熟語に分けられます。
「進取」
の意味は以下の解説。
進んでことをなすこと。進んで物事にとりくんで行くこと。
(日本国語大辞典)
「気性」の意味は以下の解説。
➂:生まれつきの性質。気質。きだて。気象。
➃:性質がしっかりしているさま。気が強いさま。
(デジタル大辞泉)
「気性」は「気象」とも書き同義語です。
この二つが合わさった
「進取の気性」
は一言で言えば
「新しいことに積極的で、挑戦的でもある姿勢」
を意味します。
「進取の気性に富む」という表現での使い方!
「進取の気性に富む」
という表現もあります。
此方は、対象の人を表現する場面で多く使われます。
「A君は、今回新技術の開発に大きく貢献し、まさに【進取の気性に富む】方です」
という表現。
「わが社の採用方針は、進取の気性に富む人材の発掘にある」
という表現も。
単なる、言葉の意味ではなく、対象となる人がいる表現。
「進取の気性」を社訓にしているキャノン!
「進取の気性」
を、企業理念の中の「企業DNA」にしているのが
「キャノン」
です。
承知のように、「キャノン」と言えば以前は
「カメラ」
というイメージ。
ニコンとキャノンはカメラの両雄。
それが、新しいことに積極的に挑戦する社風宜しく、今ではデジタル業界の
「グローバル企業」(巨人)
です。
やはり、伸びる、また新しいイノベーションを起こす企業は、企業理念(社訓)から違うという良い例かと。
進取の気性の使い方を場面と例文と会話例で!
この章では
- ・進取の気性を使う場面。
・使い方を短文の例文で。
・進取の気性を用いた会話例。
を解説します。
進取の気性を使う場面は?
「進取の気性」
を使う場面は、古い殻を破る考え方や、新しいことに挑戦する場面など。
以下に具体的場面を考えてみました。
場面➀ | 社内で新しい企画を立案 |
場面➁ | だれもやれなかったことに挑戦 |
場面➂ | 新ビジネスを立ち上げ |
場面➃ | あいつ変わってるな~昔から変人だった・さすがだ |
場面➄ | 凡人の社員はいらない |
「右に倣うべし」
は、うまく生きるための、ある種の方法の時代がありました。
しかし、今では他と同じでは生き残れない時代。
「進取の気性」の使い方を短文の例文で!
以下の例文で。
例文➀ | あいつ昔っから「進取の気性」があったけど、こんなことで成功するとは、目の付け所が違うな。 |
例文➁ | 新しい技術は「進取の気性」のような考えがないと、生まれることはないと思う。 |
例文➂ | 「進取の気性」があってこそ、在宅でもできるビジネスが、成立するのかもしれない。 |
例文➃ | 定年しても、人間的に「進取の気性」をもって、生きていきたいものだ。 |
例文➄ | ITベンチャーの世界は、「進取の気性」を持った方が、ずらりと並んでいる。 |
例文⑥ | 「進取の気性」を持ってる方は、考え方が凡人とはチョト違ってるな~~ |
新しいビジネスで、成功してる方というのは、常に
「進取の気性」
を持ってる方。
はしりはどうしても私の場合、任天堂の
- 「ファミコン」
ですが、これは画期的でした。
トランプメーカーがファミコン?
驚きでした。
「進取の気性」を使った会話例!
以下の会話例で。
「進取の気性」っていうけど、常に新しい物に挑戦することって、年代に関係ないと思うんだ。
そうだよね。年齢行った方でもITに詳しい人もいるし。
要はやる気なんだとおもう。できないことをできないままにしないことさ。
でも、そこができないから、皆が普通の人なんだな‥俺も含めて。
確かに。
「進取の気性」
に年齢は関係なさそうです。
これは一番最後の後記で。
進取の気性の類義語(類語)と言い換えは「好奇心」!
進取の気性の類義語(類語)は以下。
好奇心 | 探索行動や認知行動をおこす動機づけ |
バイタリティー | さまざまな苦難や障害を乗り越えていくような力強さ |
主導権 | 主となって物事を行なう権力 |
イニシアチブ | 先頭に立って全体の動きをリードしてゆくこと |
手始め | 物事にとりかかる第一歩のこと |
言い替え | 好奇心 |
言い換えとして適当だな~~と思うのは
- 「好奇心」
です。
意味は以下の解説。
珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心。
(デジタル大辞泉)
まずはこれがないと
「進取の気性」
にはならないかと。
進取の気性の反対語(対義語)は「退嬰」!
進取の気性の反対語(対義語)の反対語を考えてみました。
「進取の気性」
は、新しいことに積極的に取り組もうとする、気性のこと・・ならば
- 「旧態依然」
とした考え方が、その反対語かと。
しかも、やる気が全くない、引きこもった考え方。
- 「退嬰」(たいえい)
という言葉があります。
意味は以下の解説。
しりごみして、ひきこもること。進んで新しいことに取り組もうとする意欲に欠けること。「退嬰の風がはびこる」「退嬰主義」
(デジタル大辞泉)
全く反対ですね。
対義語として最適に感じます。
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進取の気性を英語で表現!
試しに検索で。
新巣の気性:Enterprising
よさそうに感じるのですが、ほかの英訳も。
➀:Open minded
「考え方が柔軟な、偏見のない」という意味。
例文は以下。
Even though my grandma is old, she is very open minded and willing to try new things.
(私のおばあちゃんは高齢ですが、とても柔軟な考えの人で、新しいことにもどんどん挑戦していってます。)
Despite her age, she is a very open-minded person in general, always has been welcoming towards change and likes to try out new things.
➁:despite = ~に関わらず
➂:in general = 一般的に
➃:to be welcoming towards _ = ~について、歓迎的な態度を持つ、~とる
(DMM英語)
素晴らしい表現ですね・・いつも感心しますし勉強になります。
進取の気性のいい話!感想とまとめ!
「進取の気性」
の本記事の内容を、以下の表にまとめてみました。
➀:意味 | 既成概念にとらわれず、新しい物事に取り組む気質や性格 |
➁:語源と由来 | 「進取」と「気性」の意味による |
➂:使う場面 | 旧態依然や、新しいことに挑戦する場面や成功体験など・ |
➃:使い方を例文で | 定年しても、人間的に「進取の気性」をもって、生きていきたいものだ。 |
➄:類語 | 好奇心・バイタリティー・主導権・他 |
⑥:言い替え | 好奇心 |
⑦:反対語 | 「退嬰」(たいえい) |
⑧:英語表現 | Open minded |
意味のおさらいです。
従来の習わしにとらわれることなく、積極的に新しい物事へ取り組んでいこうという気質や性格を指す言い回し。
(実用日本語表現辞典)
右に倣え主義の時代人からは、考えられない世界かもしれません。
実に私が、サラリーマンを始めたころは、こんな考え方は、まだなかったようなイメージ。
しかしながら
「改善」
は、その最先端だったのかもしれません。
トヨタは、その先駆的な企業でした。
勿論
「キャノン」
も。
「進取の気性」の良いお話!私の人生!
「進取の気性」
を言わせたら、多分私だって、少しはいい話ができるかもしれません。
もはや定年(65歳:2022年)
が・・この年齢でも
- ➀:ブログ運営
➁:ワードプレスの設営
➂:HP作成
➃:勤務先のITは私の担当(PCの設定やネットワークなど)
これだけやってると、定年させていただけないような気もするのですが、それは話し合いで。
すべて独学で、見よう見まねで、私がやろうと思って始めたことで、ある意味
「進取の気性」
の、考え方が少しはあったのかも。
私にとっては趣味の世界です。
依頼されれば、ワードプレスでHPの作成も致します。
数件依頼されて作成しました。
もちろん、面倒そうな方はお断りしましたが。
誰かに継承したいな~~と思っているのですが、同居人の娘は全くやる気ないですね。
もったいないな~と思うのですが、仕方がありません。
ところで、デジタル遺産ってどうなるのかな?
これ真剣に対応しておかないと、いけなさそうな感じがします。
みなさんは「進取の気性」・・いかがですか?
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*ヘッダーの写真は、私が撮影した8月の庭のイワヒバの写真です。