カフェと喫茶店の違いと語源と由来は?日本での歴史を詳しく!
カフェと喫茶店の違いは、営業許可の種類の違い。
・営業許可の種類の違い解説。 |
カフェと喫茶店では違うんですね。
Contents
喫茶店とカフェの違いは営業許可!内容を詳しく!
カフェと喫茶店の違いを以下の表で。
カフェ | 飲食店営業許可 |
喫茶店 | 喫茶店営業許可 |
詳しくは以下に解説。
カフェは飲食店営業許可!内容を詳しく!
「カフェ」
を営業する許認可は
「飲食店営業許可」
が必要です。
詳しくは以下の解説。
食品衛生法第3条における「食品等事業者」の一種にあたる。同法は「食品等事業者」を「食品もしくは添加物を採取し、製造し、輸入し、加工し、調理し、貯蔵し、運搬し、もしくは販売することもしくは器具もしくは容器包装を製造し、輸入し、もしくは販売することを営む人もしくは法人または学校、病院その他の施設において継続的に不特定もしくは多数の者に食品を供与する人もしくは法人をいう。」と定義
(wikipediaより)
なお、認可の権限は
「食品衛生法第55条の規定により、都道府県知事の許可(窓口は保健所)」
という規定です。
法律用語で、いろいろ書いてますが、簡単に言うと
- ➀:アルコール類の提供ができる
➁:調理の種類が広範で加工もできる
➂:設備は冷蔵、洗浄、給湯、トイレなどの完備が求められます。
この二つが大きいです。
そういえば「カフェ」には、いろんな加工されたメニューが存在します。
喫茶店は喫茶店営業許可!内容を詳しく!
「喫茶店」
の営業許可は「喫茶店営業許可」が必要です。
詳しくは以下の解説。
食品衛生法第51条の規定に基づき、喫茶店営業としての建物や調理場、衛生設備を含む各施設の基準を満たした上で、都道府県知事の許可(同法第52条)を得る必要がある。
ただし、食品衛生法が規定する喫茶店営業は基本的には店内で飲料以外の調理や製造をしない営業と解釈。
(wikipediaより)
かなり厳格。
簡単に言うと以下の解釈。
- ➀:アルコール類は不可
➁:提供できるのはお茶、コーヒーやトーストなどの過熱品のみ。
➂:設備は清潔で給排水が区別できればOK。
かなり限定的です。
料理の手の混んだ加工などは、認められてません。
あくまでも、単純な加熱調理品のみという解釈。
カフェと比較すると、かなり単純。
でも、提供できる料理は、かなり限定的になります。
カフェと喫茶店の語源!名づけにはどんな由来が?
そもそも論から。
- ➀:喫茶店とは?
➁:カフェとは?
営業許可が違うのは理解したけど、どうしてそういわれるように?
語源と由来のお話!
喫茶店の語源は「喫茶」に由来!
「喫茶店」
の定義は以下。
喫茶店とは、コーヒーや紅茶などの飲み物、菓子・果物・軽食を客に供する飲食店のことである。 コーヒーや紅茶などの飲み物を提供したり、ケーキ、茶菓子 等の菓子や、フルーツを用いた甘味や、サンドイッチ等の軽食を提供する飲食店である。
(wikipediaより)
上の紹介通りです。
語源については以下。
元々は鎌倉時代で「源実朝」の時代に、中国伝来の習慣。
- ➀:茶を飲用し効用を嗜む習慣
➁:喫茶の「喫」は茶を飲むという意味。
当時は、コーヒーなどはない時代ですから「茶」がその対象。
現代では
- ➂:コーヒー、紅茶、果汁などなど、茶以外
が対象かと。
そういえば、昔学生のころには
「茶店」(さてん)
とも言ったな~~
カフェの語源はエチオピアに由来!
「カフェ」
の語源は、驚くことに「エチオピア」にあるようですね。
意味は以下の解説です。
カフェ(仏: café、伊: caffè)は、もともとはコーヒー豆やそれをひいていれたコーヒー(珈琲)の意味。転じて、客にコーヒーを飲ませるための店・施設を意味する
(wikipediaより)
日本はお茶ですが、海外ではコーヒーを提供するお店。
語源になった起源は以下の解説。
起源 エチオピア南西部にあったKingdom of Kaffa(1390年–1897年)からもたらされたと、Antonius Faustus Naironusの著書 De saluberrima potione cahve (1671) に記されている。
(wikipediaより)
1390年~ですから、ずいぶん古いのですが、その後コーヒーの普及で、ヨーロッパやトルコなどに、伝わっていったと。
カフェの各国の歴史は以下。
イスラム圏 | 1554年のコンスタンティノープル(現イスタンブール)に初めて出現 |
ウィーン | 1686年にウィーンで初めてのカフェ「青いボトルの下の家」開店 |
ロンドン | ロンドンでは17世紀後半からコーヒー・ハウスが流行 |
パリ | 最古のカフェ(café)はパリのカフェ・プロコップで1686年の創業 |
ヴェネツィア | 1720年12月29日サン・マルコ広場に創業のカッフェ・フローリアン(Caffè Latte(カフェラッテ)の発祥店) |
とんでもない、世界の歴史でした。
世界のカフェは、もともとはコーヒーのお店だったんですね。
カフェや喫茶店の日本での歴史!変遷を解説!
日本での喫茶店と、カフェの変遷を紹介します。
- ➀:喫茶店の日本での歴史の変遷
➁:カフェの日本での歴史の変遷
を解説。
日本での喫茶店の誕生と現在の立ち位置!
日本での喫茶店の歴史は以下。
享保20年(1735年) | 売茶翁が開いた茶亭・通仙亭が日本初の喫茶店 |
1878年 | 神戸元町の「放香堂」が店頭でコーヒーを提供 |
1888年4月13日 | 東京の黒門町(当時は下谷黒門町)に本格的なコーヒー店「可否茶館」が開店。 |
1929年代 | 日本で喫茶店ブーム。当時コーヒー一杯10銭。 |
1950年代後半 | ジャズ喫茶(JAZZ喫茶)、歌声喫茶、名曲喫茶などが流行。 |
1952年 | ムジカが大阪市北区にオープン。日本初の本格的英国式紅茶の店 |
1959年 | 談話室滝沢が東京都内にオープン。日本の高級喫茶店のはしり |
1960年~1970年 | 淳喫茶が流行・こだわりの店も。 |
1980年代以降 | ドトールコーヒーや1990年代にはスターバックスなどが進出 |
(wikipediaより)
驚きました。
そんな歴史があるんですね。
喫茶店の歴史も古いんですね。
カフェの日本での歴史の変遷!
「カフェ」
の日本での歴史は、上の表での
1888年にできた
- 「可否茶館」
は、最初のカフェと、言われてるようです。
複合的なお店として、その後酒類も提供する
- ➀:バー
➁:キャバレー
の類の店舗も乱立していったようです。
そこで「1929年」に、「取り締まり令」発令で、一気に減少。
復活したのは1950年にコーヒーが、輸入再開されてから。
多分ですが、その後お店の形態が、明確になっていき次第に、日本の法律が変わっていき
「営業許可」
の種類で、区分けされたのかな~~と、理解しました。
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いまで先だけど、いいお店ないかな~~と。
デート中だけど、感じのいいお店、探せるサイトないかな~~と。
ありました~~
此方です。
今いる場所を打ち込んで検索すると「グーグルマップ」上に表示してくれます。
これすごいですよ~~
写真も出るので、超おすすめ!
え??知ってた??
やっぱし知らないのは私だけ・・かもね~~
違いを自分なりに楽しむ!喫茶店とカフェの違いまとめ!
「カフェ」と「喫茶店」の違いについて、本記事の内容を、歴史も含めて主要な部分を、表にまとめてみました。
喫茶店 | 喫茶店営業許可:アルコール類不可:調理不可 |
カフェ | 飲食店営業許可:アルコール可:調理可 |
喫茶店の語源 | 喫茶(茶を飲む)の習慣の中国伝来 |
カフェの語源 | エチオピア南西部にあったKingdom of Kaffa(1390年–1897年) |
喫茶店の歴史 | 享保20年(1735年)茶亭・通仙亭が日本初の喫茶店 |
カフェの歴史 | 1988年「可否茶館」が初と言われる |
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「カフェ」と「喫茶店」
の違いが、営業許可の違いだったんですね~
しかし、喫茶店の名前でお店を営業していても、「アルコール類」を提供するお店もあるようです。
もちろん、営業許可は
「飲食店営業許可」
を得ていると解釈します。
お店の形態は、多種多様で以前のようなひとくくりでは、全く語れない時代かと思います。
「多様化」
という事なのかな~~とも思います。
喫茶店のバイトが手軽だった学生時代!私の人生!
「喫茶店」
というと、私の学生時代(45年以上前)は、主要な収入源でした。
どこでも、と言えばオーバーですが、多くのお店でバイトを募集していました。
なので、アルバイト(バイト)はこの、喫茶店のバイトが手軽で、すぐにありつける仕事。
時間は、夕方から閉店までが多かったな~~
時給は420円(時間当たり)だったような記憶が。
今や、1000円以上ですね。
隔世の感があります。
今や「喫茶店」という名前は、大分少なくなったな~~が印象です。
松島には、写真撮影に結構行くのですが、ほとんどが
「カフェ」
を名乗っています。
やはり、お店の独自性を出すには、簡単な加熱のみの調理では限界があって、オリジナルなメニューを追究したら、そうなるのかな~とも思います。
皆さんの印象は如何ですか?
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*ヘッダーの写真は、私が撮影した鳴子ダム(荒尾湖)の夏の風景写真です。