不信感が広げる政治への溝~市民が考える信頼回復への道~
政治への不信感が広がっていると感じていますが市民の立場で問題点を考えてみました。
- ①:政治行政への不信感を感じる理由
②:不信感を生み出す社会的影響
③:不信感をなくすには?
声をあげても届かないもどかしさはあるものの黙ってもいられないもどかしさ!
Contents
広がる政治・行政への不信感~その背景と私たちへの影響~
(写真AC)
政治や行政は私たちの生活の基盤を支える重要な役割を果たしています。
法律の制定、税金の使い道、社会福祉の仕組みなど、その影響は私たちの日常生活の隅々にまで及びます。
しかし、近年、こうした公的機関に対する不信感が急速に広がっています。
選挙における
「投票率の低下」
やSNS上での政治批判の活発化は、その象徴的な例といえるでしょう。
具体的には、
・公約が守られない
・透明性のない政策決定
が繰り返されることが背景にあります。
これらは、政治が本来の使命である国民のための行動を怠っているのではないかという疑念を引き起こします。
このような状況を踏まえ、この記事では、政治や行政に対する不信感がどのように形成されているのか、その原因や影響を探ります。
不信感を生む3つの理由~政治・行政の背景を探る~
(写真AC)
* 政治・行政への不信感の背景
① 不透明な政策決定
政治や行政の意思決定プロセスが、国民にとって分かりにくいと感じられることがあります。
特に、重要な政策や法律がどのように議論され、決定されているのかが十分に公開されない場合、不信感が高まります。
密室での議論や、説明責任を果たさない状況は、国民との間に壁を作る原因となっています。
② 汚職やスキャンダル
汚職事件や不正行為は、政治や行政に対する信頼を著しく損なう要因の一つです。
公金の不適切な使用や特定の団体への優遇措置など、過去のスキャンダルは国民の記憶に深く残っています。
これらの問題が繰り返されることで、
「政治は誰のために存在しているのか」
という根本的な疑問を抱かせます。
③ 政策の矛盾や失敗
計画が十分でないまま政策が実行され、結果的に国民生活に悪影響を与えることも、不信感を生む原因です。
また、短期間で方針が変わるなどの矛盾した対応が続くと、政策の一貫性に疑問を感じる人も多くなります。
「本当に国民の利益を考えているのか」
という疑念を抱かせる一因となっています。
社会に広がる波紋~不信感がもたらす3つの影響~
(写真AC)
*不信感が生む社会的影響
① 政治参加の減少
政治や行政への不信感が広がると、政治に参加する意欲が低下する傾向があります。
特に若い世代では
「投票しても何も変わらない」
と感じ、選挙への関心が薄れるケースが増えています。
その結果、投票率が低下し、社会全体として政治への関わりが希薄になる問題が指摘されています。
② 行政サービスへの不満
年金制度や医療サービスなど、行政が提供する公共サービスへの信頼も影響を受けます。
・「本当に将来の年金は支給されるのか」
・「医療制度は安心して利用できるのか」
といった不安が国民の間で広がることで、行政全般への不信感が増幅される傾向があります。
これにより、行政サービスの利用に対する不満が高まります。
③ 社会の分断
不信感が社会全体に広がると、人々の意見や価値観の対立が深まります。
例えば、ある政策に対して賛否が激しく分かれることで、社会が二極化しやすくなります。
また、不信感をきっかけに極端な政治思想に傾倒する人が増えることも懸念されています。
このような社会の分断は、コミュニティや国全体の安定を脅かす要因となり得ます。
市民ができる信頼回復の一歩~私たちに求められる4つの行動~
(写真AC)
*市民として信頼を取り戻すためにできること
① 情報にアクセスし、学ぶ
信頼を回復するためには、まず私たち市民が政治や行政に関する情報を積極的に収集する姿勢が大切です。
公的機関が公開している
・資料
・議事録
・政策情報
を確認し、自分自身で判断する力を養いましょう。
また、SNSやニュースだけに頼らず、幅広い情報源から学ぶことが重要です。
② 意見を発信する
市民一人ひとりが意見を発信することも、信頼を取り戻すための大切な行動です。
SNSやブログを通じて自身の考えを発信したり、
・意見交換会
・地域のイベント
に参加して声を届けることで、政治や行政との距離を縮めるきっかけを作ることができます。
③ コミュニティでの連携
市民同士が協力して活動することも有効です。
地域の課題について話し合ったり、共同で意見書を提出するなど、個人では難しいこともコミュニティの力で実現できます。
小さな一歩でも、多くの人と連携することで大きな変化を生む可能性があります。
④ 選挙に参加する
もっとも基本的で重要なのは、選挙に参加することです。
私たち一人ひとりの投票が、政治家や行政の行動を変える原動力になります。
選挙を通じて、自分たちの声をしっかり届けることが、信頼を取り戻す第一歩です。
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こんなことあるとどうもな~~の世界
以下に不信感を抱かせる最たる最近の出来事。
- ①:公設秘書と公私混同の議員さん
②:大規模な裏金工作事件
③:リベート要求や特権乱用での口利き
④:女性問題かよ~~~
他にもたくさんあります。
そのたんびに、そのお金って我々から集めた税金だよな~~と思うって
「ガックシ」
するんだっけ・・私は。
私だけでなく、ニュースになった時点で多くの国民は同様に感じるはず。
まさか
「よくやった!」
などと感心する方はいないはず。
「襟を正して・・」
これはよく聞く言葉ですが、なかなかそうならないのが、実態に私個人は感じてしまいます。
不信感を持たれないような行動をしてほしいですね。
よく言う
「禊は済んだ!」
そうなのかな~~と。
選挙で再選して、それで払しょくされた?
それもまたどうかな~~と。
でも問題起こしても再選されれば、やはり国民の民意ですからそうなるのかな~~と桃うのですが、この辺は釈然としないものがあります。
皆さんは如何思いますか?
未来を切り開くために~市民が果たすべき役割~
(写真AC:私のイメージ))
*結論
政治や行政への不信感をそのまま放置してしまうと、私たちの社会が抱える課題は解決されず、むしろ悪化していく可能性があります。
不信感が広がれば、政治や行政との距離がさらに広がり、市民生活に必要な支援やサービスが十分に行き届かなくなるリスクも高まります。
しかし、変化を促す力を持っているのは、私たち一人ひとりの行動です。
選挙での一票や、日々の意見発信、地域の活動への参加など、どんな小さな行動でも社会を良い方向に進める一歩となります。
この記事を通じて、私たち市民が政治や行政に関わり続けることの大切さを改めて感じてもらえたら幸いです。
ともに声を上げ、行動を起こし、信頼の輪を広げていきましょう。
そのためには
「選挙」
には行きましょうね。
投票率を見るに、どうにも低空飛行である意味、情けない気分になってしまいます。
私は地方選挙、国政選挙共に皆勤賞ですよ~~
(自慢するほどでもないですが)
選んだ方に託すのですから、自分の権利はきちっと果たしておきましょう。
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*一番上のヘッダーの写真はわたしが撮影した
「花山ダムの冬」
の風景写真です。