努力の賜物の意味と使い方の注意と例文!類語や反対語と英語表現!

10月の庭のコケとイワヒバの写真
努力の賜物(どりょくのたまもの)とは?
意味は、努力した結果得た(生じた)良い成果のこと。

  • ➀:目上の人にはどう使う?
    ➀:使い方を例文と会話例。
    ➁:類語と言い換えや反対語と英語表現。
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努力の賜物の語源と由来も解説します。

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努力の賜物とは?意味を詳しく解説!

努力の賜物のイメージ写真

「努力の賜物」
読み方は「どりょくのたまもの」です。
意味は以下になります。

「努力をした結果、良い結果が得られた」

この場合、「努力の賜物」と言う言葉を使います。
「〇〇教授が、ノーベル賞を受賞したのは、まさに努力の賜物です」
などの表現。
ノーベル賞が、開発に成功したや、目的を達成できた場合などの、功労をほめる言葉でも使われます。

*努力をしたが、結果が芳しくなかった場合は、この言葉は使われないので、注意が必要です。
もし使った場合は、個人的には皮肉たっぷりな表現に聞こえます。

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努力の賜物の語源と由来のお話!

努力の賜物のイメージ写真

「努力の賜物」
の語源は、特に由来や故事はありません。
「努力」と「賜物」の、それぞれの意味に由来します。

努力の意味は?

「努力に勝る天才はない」

ということわざもありますが、「努力」とは?
意味は以下の解説です。

力をこめて事をすること。あることを成し遂げるために、休んだり怠けたりすることなく、つとめ励むこと。また、それに用いる力。
(日本国語大辞典)

「務め励むこと」

を言います。
ことは、それぞれ、その人によって分野や、目標は違うかと。
でも、コツコツと、務め励むことです。

賜物の意味は?

「賜物」
は「たまわりもの」ともよみます。

意味は以下の解説。

1:恩恵や祝福として与えられたもの。たまわりもの。「水は天からの—」
2:あることの結果として現れたよいもの、または事柄。成果。「努力の—」
(デジタル大辞泉)

1番は、物に対して使用します。
努力の賜物は、2番の意味になります。

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努力と賜物を合わせると?

以上の事から、言葉の意味から以下のようになります。

➀:努力 務め励むこと
➁:賜物 あることの結果現れた良い物
結果 「努力の結果現れた、素晴らしい成果」

二つ合わせると

「努力の結果現れた、素晴らしい成果」

となります。

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努力の賜物を使う場面を考えてみた!

「努力の賜物」
を使う場面は、印象的なのは「挨拶」ですね~~ヤッパシ。

場面➀ 受賞記念
場面➁ 祝賀会
場面➂ 新商品発表
場面➃ 特例表彰
場面➄ 他多数‥

などなど、いろんな場面での「努力の賜物」があると思います。

努力の賜物は目上の方にもつけある言葉?

目上の方に、あいさつで
「努力の賜物」
を使うのは、少々はばかられるかもしれません。

確かに「皆様の努力の賜物です」という表現は、いくら何でも目上の方には言えそうもないです。
完全に、格下が上から目線になってしまいます。

こういう場合は

  • 「努力の賜物と存じます」

と謙譲語を使って、表現しましょう。
言い方で、こんなに変化しますから、言葉って難しいですね~~

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努力の賜物の使い方を短文の例文の作成で!

努力の賜物のイメージ写真

以下のように短文での例文を、作成してみました。

例文➀ 今回のAさんのこの企画、成功の源は一重にAさんの発想と、実行するという努力の賜物だな。
例文➁ 孫のS君が、超優良の進学校の高校に入学したが、毎日勉強した努力の賜物だな。
例文➂ O君、シングルになったそうだが、練習での努力の賜物というが、しかし才能もあるな。
例文➃ 定年してから、専門学校に通い、パン工房開設は努力の賜物以外、表現はない。
例文➄ 努力の賜物というが、基本好きでないと大成はしないだろう。
例文⑥ 私の努力の賜物と言ったら、新築した家かな。自分の事で恐縮だが、褒めておこう。

などなど。
他人から褒められることなんて、めったにないので、5番は自分をほめておきました。
2番と3番は、よくあるスピーチでの例です。

努力の賜物の会話例!

いつもの会話で。

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お父さんって、努力ってしてんの?。

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何を言ってるんだい?俺なんか毎日努力の真っ最中さ!

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ふ~~ん‥結果が出れば努力の賜物っていうそうだけど、結果って出てんの?

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結果は、まだまだ先だな。そんなことよりも、これは俺のやりがいなんだ。努力とは思わんな。ブログ書かないと、俺ぼけてしまう!

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一日中部屋にこもってる方が、ボケてしまうと思うけど。

などという会話。
これは私です。
家族全員に言われます。
定年したら、週三日の勤務ですから、やることと言ったら、これしかありませんので。
「努力の賜物」
という結果がなくても・・・いえいえ少しはないと、やっぱしやってられないかもしれませんが。

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努力の賜物の類義語(類語)や言い換えはどんな言葉が?

努力の賜物の類義語(類語)の類語は以下。

努力の結晶 努力したことによって得た成果。
努力の産物 努力の結果の成果。
努力の恩恵 努力した結果がでること。
苦労の賜物 大変な思いをして良い結果に結びつくこと。
汗と努力の結晶 苦労して得た結果。
言い替え 「努力の結晶」

などなど・・他にもありますがこの辺で。
「言い換え」
として適当だな~~と思うのは
「努力の結晶」
にしておきます。
同じ努力ですが「賜物」の言い換えになろうかと。

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努力の賜物の反対語(対義語)にはどんな言葉が?

努力の賜物のイメージ写真

努力の賜物の反対語(対義語)を考えてみました。
反対なのですから、努力しても何も得られない、空回りの状態かと。
努力が無駄に帰す状態かもしれないな~~とも考えました。

いろいろ考えたのですが

  • 「水泡に帰す」

にしておきます。
これまでの努力も、結果につながらず、無駄に終わる。
成し遂げることができなかった。
少し、疑問にも思うのですが、ま~~これで。

*個人的な考えなのでそれなりに。


努力の賜物を英語で表現!

「努力の賜物」
を英語で表現してみます。

1:result of one’s efforts

例文は以下。

Her success is the result of her efforts.
(彼女の成功は努力の賜物だ)
She said that his success was the result of effort.
(彼の成功は努力の賜物だと彼女は言った。)

(webliok辞書)

この表現は、良さそうですね。
いろいろあっても、この表現だけでも覚えようと思います。

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努力の賜物のいい話!感想とまとめ!

「努力の賜物」の本記事の内容を、以下の表にまとめてみました。

➀:意味 努力した結果得た(生じた)良い成果のこと。
➁:語源と由来 「努力」と「賜物」の組み合わせの意味から。
➂:使う場面 努力して成功した方への褒め言葉の場面。
➃:使い方を例文で 定年してから、専門学校に通い、パン工房開設は努力の賜物以外、表現はない。
➄:類語 努力の結晶・努力の産物・努力の恩恵・など
⑥:言い替え 努力の結晶
⑦:反対語 水泡に帰す
⑧:英語表現 Her success is the result of her efforts.

意味のおさらいです。

「努力をした結果、良い結果が得られた」

という、意味になります。
誰も、努力をしない人って、いないと思うのですが、しかしながら誰でも何かに向かって、努力をすれば全て夢が叶う、と言うわけでもありません。
努力の程度にもよりますし、それが正しい方法で、間違っていないかどうかも、重要な要素になると思います。

努力は継続することが大事なんだな。

努力の賜物のイメージ写真

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努力の賜物のいいお話!

私の努力で、何かいいことがあったお話って?
特になさそうですが、何かあるかな?

と、考えたのですが、あえて言うなら、30代に入ったときの前後の時代は、寝る暇もなく稼いだ・・ことでしょうかね。
その時の努力の賜物を。

何せ時はバブル。
今の時代に、バブルの時代を話してもほとんどの人は、「それ何?」と思うでしょうが、私が生きたその時代は、寝る暇もなく忙しい。
製造業の世界ですから、ものを作るのが、納期に間に合わない。

毎日徹夜状態。

残業時間は200時間越えは、普通。
今なら、社会問題として大きくクローズアップされる、超過勤務です。
しかし当時は、どこもそうです。
経済の好調のバブルに、日本中が沸いたんだな。

んで・・俺の努力って?

別にその時に、努力をしたわけでは無いんですが、働き続けることが、努力だった気がする。
当然、ただではありません。
残業手当の方が、基本給よりも高く、毎月がボーナス状態。
これにもまた驚いた。

おかげで、家を新築することができました。(これが努力の賜物かもしれん!)

今では、考えられない夢のような時代。
それがバブルでしたね。

私は別に、努力したわけではないのですが、働き続けたこと、もしかしたらそれが、「努力」だったかもしれません。
しかし当時は、やり切るしかなかったんだな。

懐かしい時代です。

*妻も製造業で同じ状態で、二人でせっせと稼ぎました。
妻はほぼ9時まで残業で、私はほぼ日付変わってからのご帰宅で、休みは月に1~2回程度。(たまに朝風呂に入りに帰るのみ)
子供たち3人の面倒は、同居の親父とおふくろさんと祖母に、数年間はお任せ状態だった。


「頑張らなくていい」は「努力」を否定?

「努力の賜物」
は頑張ってる方に与えられるいわば
「結果」

しかし最近

  • ➀:「頑張らなくいていい」
    ➁:嫌なものはやらなくていい

という事も結構見ます。
確かに

  • ➃:無理やり押し付け
    ➄:親のエゴ
    ➅:周囲の固定観念

などなどは、確かにな~~と思うのですが、でも最低限の

  • ➆:マナー
    ➇:生きるために必要なこと
    ➈:コミュニケーションに必要な基本(例えば最低限のあいさつ)

などなどが

  • ➁:嫌なもの

では、ちょと問題があるように思います。

  • ➉:嫌いなものは食べなくていい

小さい子供なら問題ないでしょうが、大人になって
「フォーマル」
な場での会食で
「僕これ嫌いなんだ」
では、大人としていかがなものかと思います。
更に
さりげなく残すならまだしも、それを強調したりする。

「努力」
することでもないように思いますが、「食」って生きる基本。
地球上では、食べられない方もたくさんいます。
食べ物に対する思いやりを持てば、嫌いなものは無くなりそうですが、いかがおもいますか~~~?

尤・・形状的、ゲテモノの類はもちろん別なお話ですが。


・・・・・・・・・・・・

*ヘッダーの写真は、我が家の庭のコケやイワヒバの風景写真です。

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