デジャブとは 意味と多い方の原因は?使い方や例文と語源や英語表現!
デジャブ(デジャヴ)とは? 意味は、過去に経験した事がないのにあるかのような感覚。(既視感とも)
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デジャブが起こりやすい人って、心理的にどうなのかな?
Contents
- 1 デジャブとは?意味をわかりやすく!
- 2 デジャブの語源と心理学でフロイトはどう定義?
- 3 デジャブの正体やなぜ起きるのか?多い方や起こりやすい人の原因!
- 4 デジャブが起こりやすい人や頻度は年代で関係があるか検証!
- 5 デジャブの使い方を場面と例文と会話例で!
- 6 デジャブの類義語(類語)と言い換えは「既視感」!
- 7 デジャブの反対の言葉の反対語(対義語)は「未視感」!
- 8 デジャブを英語で表現すると?単語と例文!
- 9 デジャブが教えるビジネスのヒントについての考察
- 10 デジャブを題材にした映画「デジャブ」の内容は?
- 11 デジャブは先がわかる未来予知につながる?
- 12 デジャヴ(既視感)と自分!感想とまとめ!
デジャブとは?意味をわかりやすく!
「デジャブ」「デジャヴ」
はフランス語の「Déjà Vu」で、日本語訳では「既視感」と言います。
意味の解説は以下です。
既視感(きしかん)は、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象である。
(wikipediaより)
過去に経験・体験したことのない、初体験の事柄であるはずにも関わらず、かつて同じような事を体験したことがあるかのような感覚に包まれること。「前にもどこかで一度これと同じものを見たような気がする」という感覚。
(実用日本語表現辞典)
この、体験したことの中には以下の事が、網羅されます。
➀ | 視覚 |
➁ | 聴覚 |
➂ | 触覚 |
などなど、人間の感覚のほぼすべての、「既視感」としての、「体験」に入るんだな。
例えば、観光地などに行って
「あれ?ここ以前にどこかで見たことが‥どこだっけ?」
こんな感覚(既視感)を言います。
デジャブと既視感は違う?
こんな、解説もみました。
「デジャブと既視感は似て非なる物だ!」
内容は以下です。
SNSでつかわれてる内容の事ですね。
「過去に一度も体験したことがない」
ここの部分。
誤用に注意ですね。
日本語訳すると「既視感」になるのですが、少し違う使われ方。
- デジャブ:「過去に経験した事がないのにあるかのような感覚」
現在の既視感(誤用):「画像や動画や流れが、過去に見た何かと一致している感覚」
この違いです。
同じ既視感の意味が、以前は
「過去に経験した事がないのにあるかのような感覚。」
で、既視感の訳。
これには来たことがある、見たことがあるの意味も。
でも、この用いられ方、現在のネット世界を、象徴しているようにも思います。
デジャブの語源と心理学でフロイトはどう定義?
「デジャブ」
はフランス語の「Déjà Vu」が起源(語源)です。
発音は「デジャヴュ」と言いますが、フランス語の発音なので、それなりにイメージを。
後ろの部分「vu」は、「見る」を意味し、本来の見るの単語「voir」の過去分詞です。
訳語は「視」ですが、ここでいう既視感というのは、上で紹介した
- 1:視覚
2:聴覚
3:触覚
も意味します。
デジャブはエミール・ブワラックの超心理学が起源!
「デジャブ」(既視感)
を心理学的な現象として、確立させたのは、フランスの超心理学者の
「エミール・ブワラック」
という方。
なんと~~シカゴ大学在学中と言いますから、驚きです。
学生の論文ですが、彼の書いた「超心理学の将来」の中で提唱されているという事。
執筆は、1917年で、原題は「L’Avenir des sciences psychiques, 1917年」です。
元々、心理学というのは、まだ歴史が浅いんだな。
心理学の大家のフロイトはどう表現した?
フロイトのフルネームは「ジークムント・フロイト(独: Sigmund Freud、1856年5月6日 – 1939年9月23日)」です。
精神分析学の「創始者」として有名ですね。
フロイトは、この「既視感」について
「すでに見た夢!」
と表現しました。
すなわち、すでに見た夢がよみがえったもので、
『日常生活の精神病理学』(1901年)において、デジャヴというのは既に見た夢なのだ、とした。同著では、以前見た夢がよみがえったのだが、無意識のうちに見たものだから意識的には思い出すことができないものなのだ、とした。
(wikipediaより)
なんと~~フロイトは「デジャブ」について、1901年にこう解釈していたんですね~~
ってことは「エミール・ブワラック」の論文は、1917年ですから、彼はフロイトの論文を、さらに発展させた??
そんな風に解釈できます。
なにせ「超心理学」ですから。
超心理学の中でのデジャブ!
超心理学の世界では、「デジャブ」は得てして
「予知夢」
として、捉えられることがあると・・が、実際には夢は見ておらず、夢を見たという事を、体験として自分の過去で作り上げてる・・う~~ん・・ここまでくると、混乱しますが、いずれ、過去に夢を見たと感じるため‥これが既視感だと。
要は、夢との関連性を、この場合も「フロイト」の理論が原型になるんだな。
デジャブの正体やなぜ起きるのか?多い方や起こりやすい人の原因!
「デジャブ」
が起きる原因を考えてみると、その正体に行きつくかもしれません。
ここでは、「デジャブ」が起きる原因について、解説します。
デジャブの原因や正体はなんだ?
解明はされてませんが、候補があります。
脳の錯覚から起きる既視感!
これは病気でも何でもありません。
毎日の生活の中で、膨大な量の情報を脳が、分析伝達して記憶や感情をコントロールしますが、その時に、何らかの理由で、情報の伝達ミスが起きて
「たった今の経験が、過去に経験したことと錯覚」
すること。
これは、ほぼ錯覚と言えると思います。
予知夢を既視感と誤認する!
これはフロイトの理論ですね。
予知夢の大まかな定義は
「ある物事の、知識や情報がない場面で、第六感的な感覚で未来を予知する夢」
なんだな。
「昨日変な夢見た・・ありもなしない事で・・」
みたいな感じかと。
しかし、その場面を感じる時があるんです。
「この風景、この場面、いつか見た記憶が??」
こんな感じで、デジャブを感じるとき。
左右の目の伝達スピード感での認識の差!
人間の左右の目は、情報の視認の入り口になります。
が・・左右の目では、見るスピードが若干違うんだそうな。
これは初耳・・が、これが脳に情報を伝達するスピードの差から、意味見た事柄を、過去に見たことがあると、錯覚してしまう・・という説です。
*いずれ、この三つの説は、なんとも真実性があるのかどうか・・私としては、やはりフロイトの
「予知夢」
ですね~~これって、すごくロマンを感じます。
デジャブが起こりやすい人や頻度は年代で関係があるか検証!
デジャブが、起こりやすい方と、そうでない方が存在します。
一般的に言われている、貞節をまとめてみました・
1:10代から20代前半の若者
これは、「デジャブ」を経験した方を調査した結果、ほぼ明らかになってるという事。
原因は、やはり、多感な世代。
そして、初めての経験も多い世代ですね。
脳自体も成長過程で、新しい情報を吸収するときに、その回路がうまく機能しないで、いわば失敗する(?)場合があることで、デジャブが怒る場面が多いと言われてます。
2:感受性が豊かな方が起こりやすい!
私が思うには、芸術家肌の方や、天才系の方などをイメージしてしまいます。
感受性が豊かという事は、上の年代の方と同じような、多感な方なんだと思います。
3:ストレスを多く抱えていて記憶障害?
ストレスを多く抱えている方は、記憶障害などが起きると言われています。
過度なストレスは、脳の働きが鈍化して、自分の記憶やさらには錯覚を見たり、結果
「デジャブ」
が多く発生すると言われています。
確かに、ストレスは大敵ですね。
4:よく旅行に出かけて風景を誤認する!
旅行好きの方は、いろんな風景に巡り合うと思います。
私自身、海や山は大好きで行くのですが、海の風景は同じような風景の場所は覆いですね。
山の風景でも。
初めて見た風景でも、過去に見た印象を持つかもしれません。
などなど・・
他には、頭の回転が速い方なども、多く発生すると言われてるようですね。
印象ですが、多感な世代で(10代~20代前半)、ストレスを多く抱えて、感受性が豊かで、旅行好きと言ったら
「デジャブ」
は頻繁かもしれません。
皆さんは如何ですか?・・すべてに当てはまる方・・います?
デジャブの使い方を場面と例文と会話例で!
この章では
- ・デジャブを使う場面。
・使い方を短文の例文で。
・デジャブを用いた会話例。
を解説します。
デジャブを使う場面は?
「デジャブ」
を使う場面は、それを感じた時!
「ここの風景・・どこかで見たような‥」
「この感覚、いつかどこかで・・思い出せない!」
という、感覚に陥ったときかと。
場面➀ | 旅行に行ったとき、この風景どこかで・・思い出せない・ |
場面➁ | この味、どこかで食べたなんの味だっけ? |
場面➂ | この音、どこかで聞いたような・・ |
場面➃ | 此の人の顔、さてどこかであったような・・ |
場面➄ | 妻の言うこの言葉の意味・・何時か聞いたな・・ |
などなど、その方の人生や、思いや経験た体験など、多岐にわたると思います。
私も、そんな感覚、覚えるときがあります。
あれ??
ここ・・このおと・・この人どこかで・・
「デジャブ」の使い方を短文の例文で!
以下の例文で。
例文➀ | 初めて行った碁石海岸!この風景、どこかで‥デジャブかな?どう考えても初めてだし。 |
例文➁ | 妻とのこの会話、いつかしたような、聞いたら初めてだというし、デジャブの夢か? |
例文➂ | 会議での、社長の発言にデジャブを感じえない。いつかどこかで聞いたような‥勘違いかな?」 |
例文➃ | ゴジラ対メカゴジラ、これメカゴジラって初めて?デジャブかな~初めてでないような気がする。 |
例文➄ | 定年を夢に見てきたが、デジャブも真実になるってか!表現は違うが、正夢だな。(これは洒落) |
例文⑥ | デジャブも、信じると、それが本当になる気がする。真実はどこに? |
などなど。
この「デジャブ」は、扱いによってはかなり精神的に、負担になるような気がします。
夢と思えば、なんてことはないのでしょうが、既視感はどうしたって、取れないな~~などと、感じますね。
「デジャブ」を使った会話例!
以下の会話例で。
かあさん、俺ここどこかで見たことがあるような気がするんだが、依然来なかったっけ?
なぬ?だれときたの?その人に聞いた見たら?
なにをいってるんだよ。デジャブって知らないのか?既視感と言って、依然見たことが‥そんな感覚のことを言うんだ?
へ~~じゃ~~依然来たことがあるんでないの?そのだれかと!
全く話がかみ合いません。
とても、変なことは言えませんね。
他の誰か‥そんな先入観がある以上は言っても無駄!
皆さんも気をつけましょう!
デジャブの類義語(類語)と言い換えは「既視感」!
「デジャブ」
の類語は以下。
既視感覚 | 何時か見たことがある感覚 |
前に見た感じ | 依然見たことがあるイメージと一致 |
既視体験 | 依然見た、または体験した感覚 |
既視感 | 依然見たことがある感覚 |
言い替え | 既視感 |
などなど。
「言い換え」で一番適当だな~~と思うのは、やはり同じ意味ですが
- 「既視感」
ですね。
「既視感覚」
でもいいかと。
「既視感」
は日本語の「デジャブ」を意味します。
しかし、既視感は厳密にいうと「デジャブ」とは、一線を画すようです。(上で解説)
デジャブの反対の言葉の反対語(対義語)は「未視感」!
「デジャブ」
の反対語は「既視感」に対して
- 「未視感」
です。
これをフランス語でいうと
「ジャメヴ」(jamais vu)
と言います。
発音での表現は
「ジャメヴュ」「ジャメヴ」「ジャメブ」「ジャメビュ」
と書かれますね。
参考までに、意味の内容はこのような解釈です。
1:いつもの通勤道路なのに、一瞬「あれ?この道いつも通っていたっけ?」こんな感覚で、初めて通る道に感じるイメージ。
一瞬がポイントですね。
・・・・・・・・・・・
虫酸が走るとは?
虫唾が走るとの違いは?
虫酸が走るとは 意味と英語を例文付きで!虫唾が走るとの違いや由来!
お裾分けの意味は?
お裾分けの意味と英語表現!語源や使い方を例文で!類語やお礼など!
語源はどこからか、そんなことを紹介しました。
・・・・・・・
デジャブを英語で表現すると?単語と例文!
「デジャブ」「デジャヴ」
はフランス語です。
いつものようにググってみます。
デジャブ:Dejab
です。
が‥ほかの英訳では、そのまんまです。
「deja vu」
が正しいです。
例文です。
an eerie feeling of deja vu.
(デジャブの不可解で神秘的な感覚)
The sound blocks are easily searched based on deja vu indicating the desk top spatial images.
(デスクトップ空間画像を示す既視感にもとづいて音声ブロックが容易に検索できるようになる)
(webkio辞書)
ちょっと、私には難しかったです。
デジャブが教えるビジネスのヒントについての考察
うえで「デジャブ」の意味を紹介しましたが・・
敢えてビジネスシーンでの例:
「デジャブ」
とは、初めての状況なのに
「これ、前にも経験したことがある」
と感じる現象。
この不思議な感覚は、脳が過去の記憶を断片的に再現することで起こるとされていますが、逆に言えばビジネスにおいても興味深い視点を与えてくれます。
例えば
新製品の企画や市場調査の際、
「どこかで見たようなアイデアだ」
と場数をこなしていくうちに、感じることが中にはありませんか?
その場合、その感覚を無視せず、内容を吟味して、むしろ掘り下げることで、競合の動きや消費者心理を読み取る手がかりになるかもしれません。
また、過去の成功体験が原因で同じ手法を繰り返してしまう
「無意識のデジャブ」
に十分な注意が必要です。
市場や顧客のニーズは、今の時代は常に変化しています。
同じように見える状況でも、異なる視点で再検討する柔軟性がビジネス成功の鍵と言えるでしょう。
ビジネスに生かすポイントとしては・・
「デジャブを単なる錯覚とせず、過去の経験や潜在的な気づきを活かすヒント」
と捉え、ビジネスに活用していくことが重要なことと思います。
デジャブを題材にした映画「デジャブ」の内容は?
この心理学のテーマ「デジャブ」を題材にした、映画があるんだな~~
どんな映画なんだべ?
過去と現在を、行ったり来たりするんだろうか?
こんな映画です。
|
主役は「 デンゼル・ワシントン」です。
面白そうですね。
デジャブは先がわかる未来予知につながる?
「米コロラド大学」
の研究結果。
研究チームが試みたのは
➀:3DVRを使用
➁:迷路のような道を歩かせる
➂:中には壁のテクスチャだけが変化した同じ道が混ざっている
被験者が、見た目は違うが、おなじ道を通ったとき、デジャブを感じて、次に曲がる方向をわかるのか、その場合正しい予知なのかを調べたと。
その結果
➃:違う見た目で、同じ道を横切ったときデジャブを感じる
➄:次にわかる場所をわかる気はしているがわかっていない
これから何が言えるか?
予測は排除しないが、こう言っています。
「記憶」は未来のことを考える手助けをするけれど、予知はできない」
う~~ん
どういう意味なのか?
心理学の世界は奥が深い!
デジャヴ(既視感)と自分!感想とまとめ!
「デジャブ」
の本記事の内容を以下の表に、一覧にまとめてみました。
➀:意味 | 過去に経験した事がないのにあるかのような感覚 |
➁:語源と由来 | フランス語の「Déjà Vu」 |
➂:使う場面 | いつかどこかで・見た、体験した・・こんな感覚の時。 |
➃:使い方を例文で | 初めて行った碁石海岸!この風景、どこかで‥デジャブかな?どう考えても初めてだし。 |
➄:類語 | 既視感覚・前に見た感じ・」既視感・など |
⑥:言い替え | 既視感 |
⑦:反対語 | 「未視感」 |
⑧:英語表現 | an eerie feeling of deja vu. |
「デジャヴュ」「デジャヴ」「デジャブ」
フランス語の発言の表示は、難しいですね。
日本語訳では「既視感」と言います。
意味のおさらいです。
過去に経験・体験したことのない、初体験の事柄であるはずにも関わらず、かつて同じような事を体験したことがあるかのような感覚に包まれること。「前にもどこかで一度これと同じものを見たような気がする」という感覚。
(実用日本語表現辞典)
この「デジャブ」を体験した方は、多いと思います。
確かに私も経験はあります。
フロイトの言う「夢」なのかな~~とも、思いますね~~
デジャブの反対語は「ジャメヴ」(jamais vu)とは、これもまたなんとも言発音に感じます。
「未視感」
なんですね・・確かに。
デジャヴと自分の体験!
「夢」
と言われると、確かに‥と思います。
1917年の、論文ですから、今から100年以上前からこの
「デジャヴ」
という、概念はあったんだと思います。
多分ですが、フロイトの「デジャブ」の
「夢」
に対して、エミール・ブワラック氏が、「超心理学」という分野での、論文で
「デジャヴ」
とは・・なのかな~~と思いますが、・・まとめたのかな‥多分。
「デジャブ」
を感じる原因は、多岐にわたりそうですが、私が感じるには、それは私たちの「脳」や「心」にあるんだな。
感じる・・思う・・しかも、感情や感じる力が、多感な場合は、どうやら多くデジャヴを感じるように思います。
皆さんはこの「デジャヴ」・・どう思いますか~~~??
が・・安易に言うと、私の妻との会話例のように
「誰と言ってきたの?」
「この店に誰と来たの?」
詮索が始まります。
注意しましょう!
・・・・・・・・
弥が上にもとは?
言葉の意味や英語での表現など・・なかなか日本語は難しいです。
いやが上にもの意味と使い方を短文の例文作成で!漢字と英語表現!
ディスるとは?
ディスるとは 意味と使い方を短文の例文で!語源や英語と類義語!
ラッパーとの語源の関係などを紹介しました・
・・・・・・
**多分の自分の主観を入れて書いてますので、???な部分があっても容赦ください。
ヘッダーの写真は、岩手県の一関市の矢櫃ダムの夏の風景写真です。
愛機のフジX-S10での撮影です。