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愛別離苦とは?使い方は?意味と例文や英語表現!語源や由来のお話!

塩釜神社境内内の早桜の写真

愛別離苦の意味を知るごとに、つらい気持ちになり、乗り越えるには時間もかかります。
四字熟語の意味ということもありますが、これを是とするには、試練を感じます。

英語表現や、使い方を例文で。
語源や由来など、歴史的なお話もしてみようと思います。

生きていれば、別れもあるのは当然ですが、それを経験して、人間強くなっていくんだと思います。

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愛別離苦の意味は?読み方と漢字の分析!

「愛別離苦」

読み方は「あいべつりく」です。
漢字から察するように、良い印象の意味ではないですが、あえて書いてみます。

愛別離苦の意味と漢字分析から見る心の深さ!

意味は以下のようです。

「親愛な者と別れるつらさ。親子・夫婦など、愛する人と生別または死別する苦痛や悲しみ。仏教でいう、八苦の一つになります。」

愛する人との、生死ともに別れの悲しみを表現した、言葉になると思います。
人間生きていると、この「別れ」は誰でも、経験することですね。

なるほど、意味の中に「生別」とありますから、不条理ににも分かれ分かれに、なることをもさすんだな~~
これ、納得しました。

現代では、それほどではないでしょうが、昔の戦争の多い時代だったら、日常的な時代もあったように、素人考えですが、推察されます。
仏教でいう「八苦」とありますが、これは次の章で。

愛別離苦の漢字を分析すると?

漢字の分析ですが、一個づつがいい場合と、続ける場合もありますが、ここでは一個づつで。

  • 愛:愛する人(夫、妻、父、母・・など)
    別:別れ
    離:離れる
    苦:苦しみ

ですね。
これだけで、意味を成すようにも思います。
「離」についてですが、これはどういう意味でついてるのかな~~って、個人的に考えてみました。

上記で疑問に思った「生別」が、離れ?
なのかな~~っても、勝手に思った次第。(余談です)

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愛別離苦の語源や由来や出典元は?歴史のお話!

「愛別離苦」

は、仏教用語のようですね。

愛別離苦の出典は仏教の大般涅槃経の四苦八苦!

愛別離苦は、仏教の教えの中の

「四苦八苦」

の一つになります。
出典は

「大般涅槃経」(だいはつねはんぎょう)一二

になります。
ではその、「大般涅槃経」とは?

『大般涅槃経』(だいはつねはんぎょう)は、釈迦の入滅(=大般涅槃(だいはつねはん))を叙述し、その意義を説く経典類の総称である。阿含経典類から大乗経典まで数種ある。略称『涅槃経』
(wikipediaより引用)

というもののようです。
その中の

四苦とは?

  • 1:「生苦(しょうく)」
    2:「老苦(ろうく)」
    3:「病苦(病苦)」
    4:「死苦(しく)

さらに4つ足して8苦になります。

八苦とは追加の四苦とは?

以下が追加されます。

  • 5:「愛別離苦」(あいべつりく)
    6:「怨憎会苦(おんぞうえく)」
    7:「求不得苦(ぐふとっく)」
    8:「五陰盛苦(ごんじょうく)」

順番は、どうなのかはわかりませんが、5番に位置するのが

「愛別離苦」

です。
順序は、わかりませんが、「愛別離苦」四苦にたさる、四苦に入ります。
最初の四苦は、思うに自身の体の健康や老いや、死に関するもので、追加の四苦は、どうやら

「心」

をテーマにしているように思います。(私の勝手な解釈かもしれませんが)

しかし、この内容を見ていると、人間の性を感じるな~~。
「愛別離苦」
は悲しいのですが、それなりに美しさも感じます。

が・・

6:「怨憎会苦(おんぞうえく)」

は、恨みあう、憎しみあうものが会ってしまった。
例えば一つ屋根の下なんて、親子ならあり得ること。
最近はこういう状況が、多いのでないかな??とも思います。

7:「求不得苦(ぐふとっく)」

求めるものが得られない・・〇トー〇ーをイメージしてしまいました。

8:「五陰盛苦(ごんじょうく)」

思うように体が動かない・・精神と肉体が思うように・・
私は、この間のどぶ川に落下した怪我で、これに近い場合があるように感じます。

何とも、言い当てていて、すごいな~~という感想です。

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愛別離苦を使う場面と使い方を私の経験から例文で!

「愛別離苦」

この言葉は、どんな場面で使うのかの考察です。
やはり自分にとって、愛する人との別れの場面に使うんだと思います。
私にとっては、大好きな親父とのわかれや、大好きなおじさんとの別れなどが、これにあたりますが、また大学の同期の訃報にも立ち会いました。
その他には、何らかの理由で、親子が離れ離れとか、姉妹の離れ離れとかの場合も、あると思います。

愛別離苦を使って例文を作成してみた!

以下のように作ってみました。

1:父があの世に行ってしまった。愛別離苦とは言うが、まさか自分がそれを味わうとは!
2:大学の同期の、あまりにも早い訃報に際し、愛別離苦の念を感じて止まない。
3:この世の中、自分が生きている以上は、愛別離苦を感じる事は、避けては通れないことだと思う。
4:これから何度、愛別離苦を、経験しなければならないのか?生きている以上だな!

とこんな感じで。
私の父は、今の私の年代で、あの世に行ってしまいました。
ちょっと早かったですね。
その前のおじいさんは、不思議なことに大体同じ年代です。

なので私は、ちょっと気をつけないとなぁと思っていたのですが、昨年植木を刈っていて、落ちてしまいました。
親父が一瞬、頭の中をよぎったような、そんな気がしたんだな。
なんとか今生きてます。
下手したら、私の家族は私に対して、その時に愛別離苦の感情を、持ったかもしれません。

少しは保険が降りるから、そのほうがいいやと思っている輩もいるかもしれませんが、基本そうじゃないとは思うので。

64年も生きてくると、愛別離苦は何度も経験してきました。
不思議なことに、これまで別れた人たちを思い出してみたときに、やはり家族以上のものはないな!
そう思う感情が今は、かなり大きいです。

それは妻や子であったり、私の場合は今は「お袋さん」ですね。
87歳、今年で88かな。
今年も畑をやると、元気でいますが、腰が曲がって少しやはり疲れてきていますね。
長生きをしてほしいです。
自分で、何事もできますから、まだまだ現役です。

皆さんの大事な方は、どのような方ですか?

愛別離苦の類義語にはどんな言葉がある?

「愛別離苦」

の類義語には、以下のようなものはあるようです。

  • 1:会者定離(えしゃじょうり)
    2:離愁(りしゅう)
    3:扇の別れ
    4:一期一会(いちごいちえ)

1番の会者定離とは、この世で出会った人とは、必ず別れが来ると言う、そんな例えの四時熟語です。
確かに、私と妻が出会っても、どちらかが先に逝ってしまえば、これは別れになります。

いずれ、家族ともそれは別れは、必ずやってくるんだな。

2番の離愁は、別れの悲しみのことを言っています。
なんともこの、漢字は物悲しいですね。

4番の一期一会ですが、出会いを大切にと言う意味ですが、確かにそれはそう思います。
せっかく出会ったのなら、仲良く良い人生を過ごすべきですね。

愛別離苦を英語で表現するとどうなる?

いつものように検索で

愛別離苦:Love separation

です。
あくまでも検索ですからですが、う~ん・・

他の英訳は?

「the pain of separation from loved ones」

お~~これ完璧に見えます。
素晴らしいと思います。
これ覚えよう!!

これで決まりですね。

・・・・・・・・・・・・
本ブログ内の、四字熟語をまとめてみました。

四字熟語の良い意味での人生の人気は?問題解決に名言は前向きに!

五里霧中の意味や、歴史的なお話を書いてみました。

五里霧中とは?人生での使い方は意味と語源や故事の由来を理解!

人生も、そんな気がするな~~
・・・・・・・・・・・

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愛別離苦だらけの人生だ!生きることがつらいと思う時!

「愛別離苦」

ついて、意味は語源の由来や歴史について、考察してみました。
おさらいですが、意味は

「親愛な者と別れるつらさ。親子・夫婦など、愛する人と生別または死別する苦痛や悲しみ。仏教でいう、八苦の一つになります。」

こんな意味になります。
誰でも、ある程度の年齢に達すれば、この愛別離苦の感情は、必ず経験するものだと思います。

愛別離苦と私の人生はどうだった?

私が、住んでいるところは田舎なので、それも山奥の僻地。
近所の付き合いは、まるで家族同士のようなもので、手伝ったり手伝ってもらったり、無いものは貸して、貸してほしいとも言わないのに、置いて行ったり、まぁそれが余計な場合もありますが、いずれそんな付き合いです。

集会所で、いっぱいやる時も、関係ない人もいっぱいきたりして、家族同士の付き合いの様子。

結婚式やお葬式ともなれば、ほぼ総出です。
結婚式は、うちの娘が結婚して以来、ないですね。
もっぱら、お葬式のみの印象です。

過疎化になるわけですが、しかしそういうお付き合いをしている、近所のお年寄り、大変私などはお世話になったり、怒られたり愛情がこもっている人たちです。

やはり、愛別離苦は、何度もあるわけではないでしょうが、感じますね。

でも、長く生きてくると、愛別離苦を感じる大事な方と言うのは、心に秘めるんだと思います。
心の中で悲しむものではないでしょうか。

今思えば、そう感じます。

なので、この言葉は使い方には、充分注意が必要だと思います。
私が思うには、何度も言いますが

「心に秘める言葉」

だと思うんだな。

皆さんはどう思いますか?
・・・・・・・・・・・
内助の功のお話です。
歴史的にも有名なお話ですよね~~

内助の功の意味や使い方と例文は?英語表現や歴史上出世の方の嫁は?

俯瞰的・・ずいぶんとこの言葉は聞きました。

俯瞰的の意味や使う場面や使い方の例文!語源や英語表現と類義語は?

言葉って面白いですね。

・・・・・・・・・

*主観をかなり入れて書いてますので???な部分は容赦ください。
ヘッダーの写真は、愛機のフジの一眼で撮影した、塩釜神社の境内の風景です。

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