蛇足とは?意味と使い方と例文!書き下し文と英語訳や由来のお話!

蛇足とは? 意味は、余計な事、不必要な事などの例えの意。
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「蛇足ですが‥」はとても便利な言葉!
Contents
蛇足とは?意味を詳しく解説!
「蛇足」
読み方は「だそく」です。
意味は以下の解説。
余分なもの、なくてもよいむだなもののたとえ。
(故事成語を知る辞典)
無くてもよい無駄なものという意味に加えて、もう十分なのにまだやるの?
もしかしたら、それ以上やるとむしろ、やらない方がよかったという、余分な無駄なことになる。
「余計なことをしたせいで、うまくいっていたことが全て無駄になる」
そんな意味を内包しています。
ある意味、戒めの言葉です。
詳しくは、以下の語源のお話で。
蛇足の故事成語の語源は「戦国策」の斉策に由来!
出典は
「戦国策(せんごくさく)」の「斉策(せいさく)」
によります。
「蛇足」
という言葉が生まれたのは、中国の春秋戦国時代の楚のお国のお話。
縦横家(思想家)陳軫が、斉の君主から「魏に侵攻して勝利し、さらに斉へ侵攻しようとする楚の昭陽(中国語版)将軍を、止めるよう説得することは出来ないか」との依頼を受け、昭陽将軍との会談の際に用いた喩え話。
蛇足の語源の故事の現代語訳の物語のお話!
以下によります。
魏への侵攻を成功させた時点で、昭陽将軍は楚での序列第一位、最高の位まで出世することが見込まれるが、例え斉への侵攻に成功していたとしてもそれ以上は出世しようが無いのに、失敗に終わった場合の、失脚の危険を犯す必要があるのか、ということを蛇足の話を用いて説得したのである。
(wikipediaより)
で・・この蛇足のお話とは?
楚(紀元前3世紀頃まであった国)の人が先祖を祭る行事をして、召使いたちに酒を与えた。召使いたちは相談した、「何人もが飲むには足りないが、一人で飲むには充分ある。地面に蛇の絵を描いて、一番先にできた者が酒を飲む事にしよう」。一人の蛇が真っ先に完成し、その男は酒を引き寄せて飲もうとして、左手に杯を持ち、「私はまだ足を描き足す余裕がある」と言って右手で蛇の絵に足を描き出したが、それを描き終わらないうちにもう一人が蛇を描き上げ、杯を奪い取って、「もともと蛇に足はない。そなたに足を描けるわけがない」(蛇に足を描いたら、それはもう蛇の絵ではなくなり、描いた男の勝利は無効になる)と言って酒を飲んでしまった。おかげで、蛇に足を付けた男はついに酒を飲み損なってしまった。
(wikipediaより)
ちなみに、楚の国を滅ぼしたのは秦の「昭襄王」(秦28代)です。
最初に書き終えた男は、まだ余裕があったんです。
なので、余計な足を蛇に追加。
しかし、蛇には足はありません。
昭陽将軍は、魏の侵攻に成功して、余力が十分。
しかし、斉の国への侵攻に成功しても、それ以上の出世はない。
あなたにとっては、無駄なこと。
しかし、楚の国にとっては、どうだったのでしょうか?
もしかしたら、昭陽将軍は自分の事が本意で、国を思う大局を、見れない方だったかもしれません。
*これは私の余談です。
蛇足の部分の書下ろし文は以下!
蛇足の語源になった書下ろし文は以下・
楚有祠者。賜其舎人卮酒。舎人相謂曰、「数人飲之不足、一人飲之有余。⑤請画地為蛇、先成者飲酒。」一人蛇先成。引酒且飲之。乃左手持卮、右手画蛇曰、「吾能為之足。」未成、一人之蛇成。奪其卮曰、「蛇固無足。子安能為之足。」遂飲其酒。為蛇足者、終亡其酒
意味は上記です。
確かに蛇には「足」はありません。
蛇足を使う場面を考えてみた!
「蛇足」
を使う場面は、あらかじめ「蛇足」(追加)であると断り、予防線を張って自分の意見を追加する場面。
蛇足(余分)な部分や無駄が多い、行動や企画書など、指摘する場合に。
場面➀ | 蛇足をあらかじめ宣言(謙遜):蛇足ですが・・ |
場面➁ | 無駄なことや余分なことを指摘する場面(戒め) |
場面➂ | 買い物での余分なもの |
場面➃ | 余計な一言 |
場面➄ | やらなくてもいいことで迷惑をかけた |
などなど・場面は、沢山ありそうです。
何せ、余計なことですから。
「しまった!」
の世界!
蛇足の使い方を短文の例文の作成で!
以下のように短文での例文を、作成してみました。
例文➀ | 取引成立の場で、ある一言が蛇足になり、危うく商談が破談になりそうで。打消しが大変だった。 |
例文➁ | 蛇足ですが、この件について一言追加しておきますという課長に、蛇足ならそれはいらないという部長。 |
例文➂ | この計画書には、蛇足が多い。理解してないようだから、再度書き直して再提出しろ! |
例文➃ | 文章には、蛇足はつきものだが、できるだけ無い方が、すっきりしてわかりやすいな。 |
例文➄ | 人生にも蛇足はつきものだが、どうしても切っても切れない、余分なものもあるから、面白いな~~と思う。 |
例文⑥ | 買い物は、蛇足のオンパレードで、特に百均はイケイケドンドンで、買った後反省しきりだ。 |
などなど。
よくある場面、無いですか?
2番の部長はさすがです。
蛇足なら必要ない。必要なら蛇足と言う必要は、ないという意味ですね。
蛇足を用いた会話例!
以下の会話で。

蛇足と言う言葉を知ってるか?最近、うちの会社で、やたらにこの言葉を使うやつがいるんだが、きょう部長に怒られていたな~・・蛇足はおまえ自身だって・・ハハハ・・

それは、ちょっときついお言葉だね~~、存在まで否定するまではないだろうに。

ところがだ‥報告書には、最後に蛇足ですがと追加が、メールには蛇足ですがと最後に追加が・蛇足はいらないから、本文だけでいいという意味なんだな。

蛇足って、使いだしたら、くせになる言葉にも感じる。気を付けないとね。
という会話。
「蛇足はお前だ!」
これはきついね。
蛇足の類義語(類語)や言い換えは「余計な」!
蛇足の類義語(類語)は以下。
余計な
余計な | 余っていて不要に感じること。 |
過剰な | 必要な程度や数量を越えて多いこと |
やり過ぎ | やりすぎやりすぎること |
無駄な | 役に立たないこと |
不必要な | 必要がないことやそのさま |
言い替え | 余計な |
などなど。
言い換えとして適当だな~~と思うのは
「余計な」
を上げておきます。
多くの場面で、置き換えとして機能すると思います。
蛇足の反対語(対義語)は「画竜点睛」!
蛇足の反対語(対義語)を考えてみました。
故事成語の由来から、まずは、目的は達成されたのです。
追加で、何かを行う、それがその人にとって、無駄な余分なことである。
が、まずは目的が達成されないことが、反対かと。
したがって、蛇足までは行かないのでは?
ならば、「未完成」(未完了)なんですね~~
未完了の四字熟語は
です。
由来は、最後の仕上げの「目が入っていない」ことにまつわります。
しかし、今回は「蛇足」です。
蛇足は、余計なものですから、その反対は
- 「不可欠」
「必須」
が、反対語です。
さて・・では反対語はどれだ?
私は「画竜点睛」にしておきます。
やはり、前提の「完了している」がないと、蛇足はないのでは?(ことわざの由来から)
*理由は私の考えですので良しなに。
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意味や「セトリ落ち」や「神セトリ」など解説しました。
セトリとは?意味と使い方と例文!面白応用編や反対語と英語表現!
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由来はちょっと怖いお話です。
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袖の下を渡すと送るの意味と使い方を例文で!類語や反対語と英語!
いただくのは大好きですが、私には行使する力がないな~~
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蛇足を英語で表現!
蛇足を英語で表現すると以下のようです。
Maybe this is not so important, but I’d like to mention it.
(蛇足ですが追加しておきたいことが‥)
It may be needless to say, but …
(付け加えるまでもないことですが)
(DMM英語より)
他に面白いことわざで
Put a fifth wheel to the coach.
(馬車に5つめの車輪をつける)
これは、面白いですね。
五個目の車輪は、必要ないですね。
「蛇足」がビジネスと私生活に与える影響を考える
「蛇足(だあし)」という言葉は、もともとは中国の古典『戦国策』に由来し、
①:無駄なもの
②:余計なもの
を意味します。
(上記で解説)
特に、必要ないものが加わって全体を損なうような状態を指す言葉です。
この言葉はビジネスや私生活の中で比喩的に使われますが、その意味や使われ方には少し違いがあります。
それぞれの分野でどのように使われるかについて、以下に詳しく解説します。
ビジネスでの蛇足の使われ方や意味
ビジネスの世界で
「蛇足」
という言葉は、無駄な努力や余計な行動を指す際に使われます。
以下のような状況で使われることが多いです:
①:過剰な説明や提案:
会議やプレゼンテーションで、すでに十分に伝えたことを繰り返したり、必要のない情報を追加したりすると、聴衆や相手はそれを
「蛇足」
と感じることがあります。
特に、簡潔で
「効率的なコミュニケーション」
が求められるビジネスの場では、「蛇足」は
「不必要な時間」
を浪費し、相手の関心を失わせる原因になります。
②:不必要な手続きや確認:
業務プロセスや手続きにおいて、必要以上に
「複雑で冗長な確認や手順」
が追加されると、それが「蛇足」となります。
これにより業務の効率が低下し、
「無駄な時間とリソース」
が浪費されます。
③:過剰なサービスやオプション:
顧客に対して提供する商品やサービスで、必要以上に
「オプション」
を加えすぎることも「蛇足」として捉えられることがあります。
顧客が求めていない追加的な機能やサービスを提供しても、逆に顧客の
「満足度を低下」
させる場合があるためです。
④:過剰な自己アピール:
自分の能力や成果を強調しすぎることも
「蛇足」
と見なされることがあります。
「自己主張」
が過剰すぎると、逆に相手に不快感を与えることがあり、ビジネスの場での
「信頼性や関係性」
に悪影響を及ぼすことがあります。
私生活での蛇足の使われ方や意味
私生活における
「蛇足」
は、日常生活の中で無駄なことや余計な行動、または他人を煩わせるような行動に対して使われます。
具体的には以下。
①:不必要な口出しや干渉:
家庭内や友人関係で、相手の考えや行動に対して
「無駄に口出し」
をすることが「蛇足」とされます。相
手がすでに理解していることを繰り返し言う、または助言を押し付けることがこれに該当します。
②:余計な物を持ち込むこと:
例えば、
「物を整理する」
際に必要ないものを持ち込んでさらに物が増えてしまうことも「蛇足」と言えます。
無駄に荷物を増やしたり、すでに
「解決済みの問題」
に再度手を出すような行動です。
③:冗長な言葉や行動:
例えば、会話の中で
「余計な説明や詳細すぎる話」
を加えてしまい、相手が飽きてしまうような場面でも「蛇足」が感じられます。
自分の話したいことばかり話してしまい、相手の
「意図や反応を無視」
したコミュニケーションがこの例です。
④:過剰な贈り物や気配り:
例えば、相手が特に求めていない贈り物を
「過剰」
に贈ったり、気を使いすぎて
「不自然」
に感じられる行動を取ることも「蛇足」と言えるでしょう。
思いやりが過剰になることで、逆に相手に負担をかけてしまうことがあります。
蛇足と感じられるビジネスと私生活の感想:結論
「蛇足」
はビジネスにおいては
「無駄な努力や過剰な行動」
私生活においては
「不必要な干渉や冗長な行動」
を指します。
いずれにおいても、
「余計なことをしてしまう」
ことで本来の目的や価値を損なう状況を指す言葉です。
ビジネスでは
「効率や簡潔さ」
が重要視され、私生活では
「相手の気持ちや状況を尊重」
することが大切です。
したがって、
「無駄を排除」
し、必要な部分だけを取り入れることが、「蛇足」を避けるためのポイントとなります。
「蛇足」が人生にもたらす良い面を考えてみた
「蛇足」
という言葉は、通常、無駄なことや余計なことを指し、否定的な意味合いで使われることが多いですが、ビジネスや私生活においても、意外な
「良い面」
を持つことがあります。
以下にそれぞれのケースを考えてみましょう。
ビジネスにおける「蛇足」の良い面
①:顧客への過剰なサービスが信頼を生む
顧客に対して
「予想以上のサービス」
を提供することは、必ずしも悪い結果を招くわけではありません。
例えば、提案内容にちょっとした
「追加情報やオプション」
を加えることで、顧客に
「自分のために特別な配慮をしてくれている」
と感じてもらえることがあります。
これにより、顧客の満足度や忠誠心が高まり、ビジネスの信頼関係が築かれることもあります。
②:余計な説明で理解が深まる
複雑なプロジェクトや新しいサービスの導入に際して、
「詳細な説明」
を加えることが有益な場合もあります。
たとえば、クライアントやチームメンバーが特定のプロセスを理解しやすくなるよう、
「余分と思える説明を加える」
ことが理解を深め、後々の問題を避ける助けになることがあります。
③:独自性を出す
「蛇足」
のように見える
「独自のアイデアや提案」
が、競合との差別化につながることもあります。
ビジネスにおいて、時には予想外のアイデアやユニークなアプローチが新たな価値を生み出し、顧客や市場の注目を集めることがあります。
④:過剰な気配りが職場の雰囲気を良くする
「蛇足」
として過剰に思える
「気配りやサポート」
が、職場での人間関係を円滑にし、チームの士気を高めることもあります。
例えば、仕事上の小さな問題に対しても手を伸ばすことで、従業員が安心感を持ち、より
「良いパフォーマンス」
を発揮できる場合があります。
私生活における「蛇足」の良い面
①:思いやりの表現
生活の中で時々
「蛇足」
になるような行動や言葉が、実は
「思いやりや愛情」
を示すことがあります。
例えば、相手が望んでいないかもしれない
「贈り物や過剰なサポート」
が、相手に感謝の気持ちや愛情を伝える方法として有効になることもあります。
このような行動が、相手の心を温かくし、
「関係を深める」
きっかけとなることがあります。
②:冗長な会話が親密さを増す
親しい友人や家族との会話で、必要以上に
「長い話や冗談を交えた会話」
が、むしろ関係をより強固にすることがあります。
相手が自分に対して心を開いている証として、
「余計な話」
をすることで、絆が深まることがあります。
③:余計な努力がリラックスした雰囲気を作る
家庭内で「蛇足」と思えるような
「気配りや準備」
(例えば、家族のために余分に料理を作ったり、特別なイベントを計画したりすること)
は、結果として家族全体のリラックスした雰囲気や幸せな気持ちを生むことがあります。
過剰に思える行動が、日常の中でポジティブな影響を与える場合もあります。
④:無駄と思えることが成長を促す
時には、目標達成には
「直接関係ないと思える行動」
が、後々に有益な結果を生むこともあります。
例えば、趣味や興味に関連する活動に過剰に時間を使うことが、
「精神的なリフレッシュや創造性の発展」
に繋がる場合もあります。
このような「蛇足」が、長期的には成長を促進することがあるのです。
ビジネスや私生活の出側の要点総括
「蛇足」
は通常、無駄や過剰を指す言葉として
「否定的に使われる」
ことが多いですが、ビジネスや私生活の中では、過剰な努力や気配り、思いやりが良い結果を生むこともあります。
場合によっては、無駄に思えることが、相手への
「信頼や理解」
を深め、関係をより強固にするための手段になることもあります。
そのため、「蛇足」を上手に使うことで、予期せぬ良い結果を生むことができるのです。
蛇足のいい話!感想とまとめ!
「蛇足」の本記事の内容を、一覧の表にしてみました。
➀:意味 | 余計な事、不必要な事などの例えの意 |
➁:語源と由来 | 「戦国策(せんごくさく)」の「斉策(せいさく)」 |
➂:使う場面 | 蛇足をあらかじめ宣言(謙遜)や余計な物 |
➃:使い方を例文で | 買い物は、蛇足のオンパレードで、特に百均はイケイケドンドンで、買った後反省しきりだ。 |
➄:類語 | 余計な・過剰な・やり過ぎ・無駄な・など |
⑥:言い替え | 余計な |
⑦:反対語 | 「画竜点睛」 |
⑧:英語表現 | Put a fifth wheel to the coach. |
語源と由来のお話は、いつもそうですが尤もな物語で、面白く思います。
人生の、参考になります。
意味のおさらいです。
余分なもの、なくてもよいむだなもののたとえ。
(故事成語を知る辞典)
もう十分なのに
- 1:まだ必要?
2:まだやるの?こんな意味も兼ねてるので、参考までに。
この言葉、使い始めると、くせになる感じがします。
気をつけましょう。
「蛇足なら言う必要ねえべ・・無駄だ!」
そういう場面があるかもしれません。
人生にも蛇足ってあるかも。
そんなことを感じながら、これを書いてました。
蛇足での良いお話!
蛇足の良いお話って、何だべ?
恐らくですが、こんな感じかと・
ことは成就したのだが、この先はどうする?
語源となった由来の、楚の将軍は、魏に対する侵攻で、大いに武功を上げて十分!
その余勢を下て「斉」に侵攻するかどうか?
それが蛇足かどうかは、自分の武功とリスクを天秤にかけたのでは?
説得を受けて、リスクの方が大と判断して、撤収した。
ならば、私たちの日常でもあり得ること。
目的は達した・・この先考えられる道はどっちだ?
その時の、道とリスクをよく判断することが、重要かと。
簡単な例ですが、買い物に行った目的が、プリンターを買いに行ったのだが、ついでに紙とインクも買ってきた。
待てよ‥インクって、交換するのはいつだ??
私の使用頻度からして、半年先?
今必要か?
紙は、別なところで買った方が安いし、何しろまだ、500枚の半分以上残ってる・・今必要か?
これも、蛇足かと。
・・・・・・・・・・・・・・
寄る辺ないとは?
使い方や類語での言い換えなど。
寄る辺ない気持ちの意味は?使い方と例文や会話例!類語や英語表現!
無い袖は振れないとは?
無い袖は振れないの意味と使い方を例文で!類語や反対語と英語表現!
確かにないものは無いですから、ふれるわけもありません。
使い方など解説。
・・・・・・・・・・・
*ヘッダーの写真は、私が撮影した日本三景松島の12月のいろんな風景写真の一つです。