秋雨前線とは 時期と気団はいつまで?停滞前線の動きや天気図の特徴!

自宅庭の草花の写真
秋雨前線とは?
意味は、時期が9月前半から10月前半に日本の南岸沿いに現れる停滞前線で、別名秋霖前線ともいいます。

  • ・秋雨前線と梅雨前線との形の違い。
    ・秋雨前線の時期や気団の形。
    ・停滞前線の動き方の特徴と天気図の形。
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秋の長雨とも言いますが、上の項目の疑問に答えます。

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秋雨前線とは?意味と暦の上での時期はいつかについて!

秋雨前線のイメージ写真

「秋雨前線」

読み方は「あきさめぜんせん」です。
意味は以下のようです。

季節が、夏から秋に移り変わる際、真夏の間本州一帯に猛暑をもたらした太平洋高気圧が南へ退き、大陸の冷たい高気圧が日本海や北日本方面に張り出す。この性質の違う2つの空気がぶつかる所は大気の状態が不安定になり、秋雨前線が発生する。
(wikipediaより)

最近は、ジェット気流(偏西風)の蛇行により、季節がなんとなく、変な感じになってきているように感じます。
が、基本は、上のような説明です。

梅雨が終わって、夏の猛暑が終わって、季節は秋に。
すると、シベリアの方から、高気圧が周期的に訪れるのですが、これが冷たい空気を持ってきます。
夏の暑さをもたらした、太平洋高気圧は、太平洋に南下して、その高気圧同士のぶつかり合うところに、前線ができるんだな。
これが

「秋雨前線」

です。
季節はおおむね9月~10月なのですが、なんか2022年は、8月のはじめから毎日雨模様で、そんな感じです。
特徴的には以下です。

 

梅雨前線
 北日本雨量少ない
 九州や中国地方雨量多い
秋雨前線
 北日本雨量多い
 九州や中国地方雨量少ない

こんな傾向があるのですが、最近はなんかお構いなしに感じます。

秋雨前線のイメージ写真

秋の暦で特別な秋霖とは?

「秋霖(しゅうりん)」とは?
以下の解説。

秋の長雨をいう。霖は長雨のこと。梅霖といえば梅雨のこと、春霖は春の長雨である。梅雨は南ほど早く始まって北上するが、秋霖は北で早く始まって南下する。降水量は、九州、四国南部などは梅雨のころに多く、東海や関東地方は秋霖のころのほうが多い。
(wikipediaより)

この内容から見ても、上の雨量の法則が見えて取れます。
お天気も奥が深いですね。

この季節は、秋雨前線が停滞して、「秋の長雨」ということわざ通り、いや~~な~~季節の雨です。

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秋雨前線と梅雨前線の違いについて!

基本的に、秋雨前線も梅雨前線も、高気圧と高気圧との間にできる前線。
高気圧同士が頑張りあうんだな。
ちがいは以下の説明。

梅雨前線太平洋高圧と、湿った冷気のオホーツク海高気圧の高気圧との間にできる前線。太平洋高気圧が勝って前線は消滅する。そして真夏になる。
秋雨前線日本海や北日本に張り出した、寒帯高気圧と、太平洋高気圧がぶつかってできる前線。低併用高気圧南下で消滅する。

高気圧が、太平洋高気圧が強いか、寒帯高圧が強いかで別れると理解しました。
秋雨前線は、基本冷たい空気ですから、雷雲の発生は少ないですね。

次に天気図で見てみましょう。

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秋雨前線と梅雨前線を天気図で気団と停滞前線の動きを比較してみる!

画像で比較してみますが、さすがウェザーニュースです。
これすごくわかりやすいです。

秋雨前線の説明画像
(weathernewsより)

もう一枚。こちらもわかりやすいです。

秋雨前線の説明画像
(weathermapより)

梅雨前線は、南から太平洋高気圧が北上します。
北からの高気圧との境目に、前線ができます。
この太平洋高圧は、すごく暖かく高温。
なので、雷も多く発生します。
雨量は当然、南側が多いですね~~

秋雨前線は、北からの高気圧の寒帯高気圧が南下。
張り出してる太平洋高気圧を押し下げます。
この場合は、北から南下ですから、雨量は北日本で多くなるは必定。

でも、どうもそうでないような気もするんだな~~最近の天気は。
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お天気での平年並みとは?
平年の基準が2021年に切り替えられたようです。

平年とは?平年並みと例年並みの違いと気温なら過去何年の平年値か?

風速何メートルと言いますが、どんな現象になるんでしょうか?

風速5mと10mと15mと20mと30mと50mってどの位?瞬間と最大の違いは?

段階的な症状を書いてみました。
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秋雨前線の特徴は北日本で雨量が多い!

秋雨前線のイメージ写真

秋雨前線の特徴は以下のようです。

特徴➀停滞する期間は短い(梅雨前線に比べて)
特徴➁秋の長雨というくらい長期間の場合がある
特徴➂気温が低い
特徴➃雷は少ない
特徴➄梅雨と違って、初期に雨が多い
特徴➅南よりも北日本で雨量が多い傾向
特徴➆台風を呼び込むと災害級になる

などなど・・他にもありますが、こんなところで。

秋の長雨は「台風シーズン」でもあります。
雨量が少なくとも、注意が必要です。

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秋雨前線と台風の関係!

「秋雨前線」
は紹介したように「9~10月」が旬の前線。
という事はこの季節は
「台風」
が多く発生する季節でもあります。

「台風」
が発生すると、南から湿った空気が秋雨前線を刺激して、大雨になる傾向にあります。
毎年、南の地方ではすごい雨が降る傾向にあるようです。
ときには災害にも・・なってほしくないですね。

でも、この台風がこの前線を、吹き飛ばしてくれるのも事実に思います。

「台風一過」

の天気はカラッとして文字通り
「秋晴れ」
になります。

「台風」
は来なくていいですから、空とした天気・・秋雨前線早く消えないかな~~
そう思ってるのは、私だけではないですね!

秋雨前線の影響: 気温と天候の変化を英語で理解する!

「秋雨前線」
を表現する英語は
「autumnal rain front」
が一般的です。
以下例文です。

英語: “The autumnal rain front is expected to bring cooler temperatures this week.”
日本語訳: “今週は秋雨前線が来ることで気温が下がると予想されています。”

英語: “Due to the influence of the autumnal rain front, the weather is unstable in the region.”
日本語訳: “秋雨前線の影響で、この地域の天気は不安定です。”

季節の独特な表現ですが、例文から秋を感じることができます。

秋の気象と風物詩: 秋雨前線から秋晴れまで!

秋雨前線という秋にちなんだ熟語。
秋の風物詩です。

  • ①:秋の長雨: 秋に降り続く長い雨のこと。
    ②:秋晴れ: 秋に見られる澄み切った青空のこと。
    ③:五十雨: 秋分の後の50日間に降る雨。
    ④:秋霜烈日: 秋に起こる霜と強い日差し。
    ⑤:晩秋: 秋の季節の終わりのこと。

秋はちょっと寂しい季節ですが、季節的には
「紅葉」
やお月様がとても魅力的で見逃せない季節です。
大好きな季節。

秋雨前線はひとめぼれ(コメ)の大敵!感想とまとめ!

「秋雨前線」

について、いろんな角度から見てきましたが、発生のメカニズムなどは、画像から明白だと思います。
地球の自転から、南中高度の変化や、ジェット気流の流れなどなど、いろんな要素が絡み合って、気候が変動していくんだと思います。

季節って、ほんと面白いような、周期があるんですね~~
驚きます。
これが、自然の営みなんですね。

2022年は、8月の梅雨の終わりのような、そんな形の前線ができて、天気予報では「秋雨前線」とは言ってるようですが、どうも変です。

地球温暖化の影響なのか、どうにも季節感の中でも、気温や雨や雪の量が、不規則になってきたような気がするんだな・

秋雨前線のイメージ写真

秋雨前線はひとめぼれには大敵!稲刈りがしんどい!

私は兼業農家です。
コメの栽培ですが宮城県の山奥の僻地で、「ひとめぼれ」を、「1.5ha」ほど。
30㎏の袋で、約200以上ですが収穫できます。

この秋の長雨・・田んぼが乾かない。
おのずと、ぬかるんだ田んぼなので、コンバインがかわいそうだ。
そう思いながら、毎年稲刈りするんだな。

今年も雨が多いかな~~って多いですね。
って、毎年8月後半なったら考えるんだっけな~~(2022年は毎日雨)

ここ10年くらい、毎年コンバインの歩いた後が、まるで戦車みたいだ。
みんなが、車下りてそのあとを見ていくんだな~~

しんどい!!

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偏西風ってなんだ?
蛇行する理由は?

偏西風って何?なぜ蛇行するかをわかりやすく!季節風と貿易風の違い!

降水量の段階的な節目での、量の目安など。

降水量とは?1mmと5mmと10mmと50mmと100mmの降雨量の目安を考えた!

どのようなことが降水量によって起きるか、考察してみました。
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*多分に自分の主観も交えて書いてますので???な部分があっても容赦ください。
ヘッダーの写真は、愛器のX-S10で撮影の自宅の庭の草花の写真です。
エビネランと湯薬かと思います。

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