降水量とは?1mmと5mmと10mmと50mmと100mmの降雨量の目安を考えた!

奥入瀬渓流の5月の写真
降水量のmmとは、降った雨の量のこと。
どこにも流れないで、その場所にたまった水の量で、深さを「㎜」で表します。・降水量と時間の関係
・「1mmと5mmと10mmと50mmと100mm」の目安。
・降水量の測定方法
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お天気予報での降水量の目安って気になるよな~~。

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降水量のmmとは?意味と測定方法!

雨の風景写真

「降水量とは?」

お天気予報では、雨の量について
「明日の朝までに降る雨の量は〇〇ミリで、注意が必要で瞬間的には、時間当たり〇〇ミリの、非常に強い雨が降る可能性があります・・」
こんな、内容を聞きます。

ではこの「降水量」って、どんな決まりごとが?

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降水量の定義とは?

以下のようです。

降水量(こうすいりょう)とは、大気から地表に落ちた水(氷を含む)の量。雨や雪を気象台の雨量計や、アメダスなどで観測し、計測する。通常、水に換算した体積を単位面積で除した値を mm (ミリ)単位で表す。
(wikipediaより引用)

このようになっています。
そのほかには

降水量は0.5㎜単位で表す規定
10分間降水量
単位時間当たり(1時間当たり)降水量
日当たり降水量(24時間)

2,3,4、の3種類の予報として発表されるとあります。

降り方が激しい場合は、2と3は任意の時間を当てはめる場合があり、特に日当たり降水量は、0時01分から24時00分までの規定ですが、降り方が激しい場合は、日をまたいだ24時間もありです。

降水量の測定方法は?

降水量の測定は、専門の「雨量計」で測定されます。

基本的な測定方法は、漏斗型の受水器(日本では直径20cmのものが標準的)を用いて降水を機器内に導き、その量を測ることで降水量を求めるものである。
(wikipediaより引用)

こういうものなんだな。

雨量計の写真
(wikipediaより引用)

家庭用も売っています。
驚いたな。

雨量計の種類と価格比較の一覧はこちら!

こんな安価で売っているんですね~~
でも、家庭で調べても意味あるのかな?
って思ったのは俺だけかな?
予報の方があてになる気がするが・・・

上の、雨量計にたまった量を、水の(雨の)深さで、0.5㎜単位で、測定するんですね。
理解しました。

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降水量の時間当たりってどんな意味がある?

上で紹介したように、予報についてはどうやら

  • 1:10分あたり
    2:1時間当たり
    3:日当たり(24時間)

の3種類があるようです。
予報では、この3種類が用いられるようですね。

私が思うに・・・・

普通の雨や少ない雨量:日当たりの降水量
やや強い雨で瞬間的には強い雨:時間当たりの降水量
非常に強い雨の場合(豪雨・ゲリラなど):10分あたりと時間当たりと日当たりの併用

こんな感じかな~~と思います。
特に3は、注意を要する災害級の場合は、すべてを動員した予報がされると思います。

「明日の朝までに予想される雨量は、時間あたり〇〇ミリで瞬間的には10分間で〇〇ミリと非常に強い雨が予想されます。また今後24時間では〇〇〇ミリと予想され、災害に備える準備が必要になります。」

こんな内容ではないかな~~と思います。
こんなことは、ないことを祈りますが、現実は毎年あるから、とても怖いですね~~まさに、異常気象に近いような気がします。

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大雨の定義!降水量は何ミリから?

雨の風景写真

大雨という言葉は、強い雨が降る予報では、よく聞きますが、どんな定義なんでしょうか?
以下のようです。

大雨とは特定の時間内に多量に降る雨の事を言い、災害をもたらす恐れがあります。大雨は〇〇mm以上の雨を指すというような明確な定義はありません。
(お天気.comより)

ということですね~~
明確に何ミリという、規定はないということのようです。
しかしながら

気象庁では、大雨によって災害が起きる可能性がある判断した場合に、大雨による警報を発令します。
警戒の緩い順番に

警報➀大雨注意報
警報➁大雨警報
警報➂大雨特別警報

の順番です。
警報が一番注意を要するんですね。
理解しました。

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降水量1mmと5mmと10mmと50mmと100mmってどん位の雨だ?さて?

さて・・降水量の予報に、あなたはどう対処しますか?
私は、田んぼやってますから、この降水量って結構注意しますよ~~

なんで?

雨が瞬間的に強く降ると、田んぼが満杯になって、土手からあふれるので、排水部分の高さを調節する必要があるからなんだな~~
特に台風なんか来たら、大変だ~~~の世界です。

*前提条件ですが1m四方の面積に降る量で紹介します。

降水量1㎜は1m四方の何リットルの水だ?

さて?
1時間で1㎜なら、体積を計算すると「1リットル」になります。(1m四方ですから)
そこに立っていたらどうなる?

頭の面積にかぶる雨ですから、大したことないですね。
傘を出すかどうすべきか?
そんな世界の感じ方のようですね。

降水量5㎜は1m四方の何リットルの水だ?

降水量が時間当たり5㎜というと、時間当たり5リットルの水。
これは、どのくらいかというと、そこかしこに水たまりができる状態。
雨はしとしとと降ってる状態で、切れ間がないでしょうね~~

勿論、傘は必須で長靴やレインブーツでないと、靴は濡れるな~~

降水量10㎜は1m四方の何リットルの水だ?

これは、もうお分かりの通り「10リットル」です。
結構な雨。
傘さしても、風が吹いていたら、濡れる。
地面を打ち付ける雨で、跳ね返りもあって、ズボンや足元は濡れる。
音も結構な音になって、周囲の音も雨で打ち消されるほどだ~~~

降水量50㎜は1m四方の何リットルの水だ?

これはもう「50リットル」です。
1時間あたりで、そんなに降ったらどうなるんだ?

これはもう、滝のような雨。
傘レベルでは、雨はしのげませんから、外に出るのは危険。
地下水はあふれ出すかもしれませんし、土石流など災害は発生する地域も出る可能性が大。
危険レベルです。

降水量100㎜は1m四方の何リットルの水だ?

これはもう1時間に100リットルですから、とんでもないです。

まさに災害級の大雨。
その中には、とても立っていられませんし、もしいたら息苦しさや、雨による言い知れぬ圧迫感や、精神的にも追いつめられる感じ。
外に出るなんてのは、絶対に危険レベル。

場所によっては、床上浸水や河川の氾濫による災害が発生するレベル。
危険な斜面では、土石流が発生するレベルで、最も注意が必要です。
災害マップを注視して、その個所の方は避難か、または近づかないこと。

という、そんな内容の雨の量による、印象を簡単に書いてみました。
簡単ですが以下にまとめてみました。

1㎜傘が欲しいかな~~でもちょっと降ってるな~~
5㎜傘は必須でレインブーツが欲しいレベル
10㎜雨は地面を打ち付けて、跳ね返りもあって結構強い
20㎜土砂降りの雨。大雨注意報レベル。
30㎜バケツをひっくり返したようなという例えがありますが、そのレベル。
50㎜滝のような雨・勿論道路は完遂するところも
80㎜豪雨。身の危険を感じるほどの雨
100㎜危険地域の方は避難しましょう。災害級です。

と・・こんなレベルになります。
驚きます。
普段の雨なら1~4レベルですね。
それ以上はいらないな!
・・・・・・・・・
平年並みとは?
基準が変わったそうですね。

平年とは?平年並みと例年並みの違いと気温なら過去何年の平年値か?

梅雨前線って、どうしてできるんだ?

梅雨前線のでき方と原因や動き方の特徴は?前線の種類や意味は?

特徴などについて書いてみました。
・・・・・・・・・

雨の降り方や降雨量に関しての感想!

雨の風景写真

降水量について、考察してみました。
基準や、測定方法などは理解しました。
梅雨の時期から、秋までの期間で、特に夏の時期は台風や大雨が続く時があります。
注意が必要ですね。

私のところも、この山奥の僻地とはいえ、小さい沢では、異常なほどの水が出ます。
これは怖いくらいですよ~~~

ちなみに、大雨災害といえば、2020年7月の豪雨が、記憶に新しいです。
その時の雨量を参考に。

  • 1時間雨量
    鹿児島県鹿屋市鹿屋:109.5mm
    24時間雨量
    鹿児島県鹿屋市鹿屋:496.0mm
    72時間雨量
    鹿児島県鹿屋市鹿屋:754.0mm

とんでもない雨ですね。
その時の東北では
234時間雨量
山形県長井市長井:206.5mm(観測史上最大)

これすべて、観測史上最大の雨量の記録です。

なんかどっかおかしいな~~って思います。
偏西風の蛇行が原因なのか、地球温暖化で大気の状態が??

こんな雨はいりませんね。
でも現実は、毎年

「観測史上初」

の数字が踊ります。
これは何も、雨量だけに限らず、最高気温や、連続何日~とかもですよね~~
明らかに、昔とは全く違うな~~が、私の印象ですが、皆さんの地域はいかがです~~~??

・・・・・・・・・・・・
此方は風の数値の比較です。

風速5mと10mと15mと20mと30mと50mってどの位?瞬間と最大の違いは?

偏西風ってなんだ?

偏西風って何?なぜ蛇行するかをわかりやすく!季節風と貿易風の違い!

ジェット気流や、季節風などについて、考察してみました。

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