ゲリラ豪雨の雲のでき方と仕組みは?時間雨量何cm(mm)予測で注意報?
ゲリラ豪雨とは集中豪雨の一種で、正確な予報が困難な、突発性の局地的な大雨を言いますが、原因となる雲のでき方や、その仕組みについての考察です。
ゲリラ豪雨の、意味や語源、対策なども考察してみます。
ゲリラ豪雨の定義ともいえる、時間当たりの雨量は何ミリから?
近年、なぜに多発するのかな~~という、疑問も考えてみました。
Contents
ゲリラ豪雨とは?意味や定義は?
「ゲリラ豪雨」
読み方は「げりらごうう」です。
ゲリラというと、神出鬼没なイメージがありますが、さてどんな定義なんでしょうか?
意味と定義は以下のようです。
ゲリラ豪雨(ゲリラごうう)は、集中豪雨の一種。正式な気象用語ではなく、突発的で天気予報による正確な予測が困難な局地的大雨を、軍事のゲリラ(奇襲を多用する非正規部隊)にたとえたもの。従来から使用されていた驟雨(にわか雨)や集中豪雨、夕立といった言葉をマスメディアなどが代用した表現で、2008年には新語・流行語大賞トップ10に選出されている。
(wikipediaより引用)
2008年の新語対象なんですか~~
驚きました。
でも、その時の驟雨や集中豪雨などといった、意味からは最近はなんか外れてきてるような、そんな印象を私は持ってしまいます。
ゲリラ豪雨の正式名称は?
「ゲリラ豪雨」
は正式な気象用語ではありません。
正式には
- 1:局地的大雨
2:局地的豪雨
などと、お天気予報では表現されるようですね。
なので、この言葉が出てきたら
「ゲリラ豪雨」
がやってくる・・と思った方がよさそうです。
ゲリラ豪雨の語源や由来のお話!
「ゲリラ豪雨」
の語源は、2008年のは新語・流行語大賞トップ10に選出されたことが、由来になっています。
この言葉は、一分マスコミや気象関係の会社の、新造語になるんだな。
そもそもゲリラってなんだ?
このゲリラですが、この言葉を知ると、より深く「ゲリラ豪雨」について、理解することができると思います。
ゲリラとは?
「敵の後方や敵中を奇襲して混乱させる小部隊。遊撃隊」
とあります。
大部隊ではないんだな~~
元々はスペイン語で、「小さな戦争」という意味なんだそうな。
ここ言葉の起源もまた歴史があるんですね。
ナポレオンの侵攻での、スペイン人の反乱が、始まりといわれるようで、確かに神出鬼没の小部隊での反乱は、作戦的には有効だったかもしれません。
勿論、その後の幾多の争いでも、この言葉が使われたのは言うまでもないですね。
歴史があるのでここに参考までに。
1:1985年:ゲリラ雨についての問い合わせがあった(放送用語委員会に)
2:1986年:ゲリラ豪雨はなるべく使わない(NHK最新気象用語ハンドブック)
3:集中豪雨:もともとはマスコミ出典(気象情報でつかうが定義はない:1953年朝日新聞が最初といわれている:京都府南部の南山地域をおそった局地的な豪雨を表現)
傾向としては、頻繁に使う言葉ではなく、そのイメージの性格上慎重に‥そんなことがうかがい知ることができます。
「局地的豪雨」
に関して、言葉がどんどん過激になる傾向があると、そんなことも危惧されているようですが、しかし現実はとんでもない雨が降るので、注意喚起はやはり必要なんだべな~~とは、個人的には思います。
ゲリラ豪雨の雲のでき方や仕組みを考える!
「ゲリラ豪雨」
って、私が住んでる山間部では、全く聞かないです。
なんで?
って・・これはどうやら
「ヒートアイランド現象」
によるところが、大きいからという、そんな理由のようです。
ゲリラ豪雨の原因の積乱雲は地上熱が原因?
何せ、夏は暑い。
地球温暖化の影響かどうかは別として、現実日本の夏は暑くなったな~~と感じます。
今から40年以上前は、仙台でも30度を超える日は、ひと夏で何日もなかった、私の印象です。
それがなんと~~ですよね~~
今の仙台は、当時の東京よりも熱いかもしれません。
気温が上がると、地表の熱はどんどん上がって、水蒸気が発生して上昇気流に乗ります。
その強い上昇気流は、スピードを増して空気間での摩擦で静電気が発生して、積乱雲に進化。
ところが、その上昇気流はお空のある所まで行ったら、急激に冷やされるんだな~~
そこで、雲になってついでの静電気で、雷雲になって積乱雲発生・・後は・・お察しの通り激しい雨!
昔は、夕立とも言いましたが、夕立はさっと降ったら、即止んでまた晴れて熱くなって・・
最近は、ゲリラ豪雨と称するほどの、局所的な大雨で道路が冠水して、排水溝が持ち上がって・・とんでもないですね。
ヒートアイランドといっても、それは昔っからありました。
私が学生の頃の、40年以上前の時代から、言われていたように思います。
やはり、暑さの基準が違うと思うんだな~~
気温のレベルが違えば、上昇気流の発生の仕方も、全く違うと思うので。
皆さんの地域はいかがですか?
ゲリラ豪雨の時間当たりの降雨量は何ミリだ?状況を例えると?
さて、具体的な降雨量は何cm、もしくは何㎜でこの局所的豪雨
「ゲリラ豪雨」
と言うのでしょうか?
その基準のお話です。
ゲリラ豪雨の判断基準は時間当たり降雨量で何㎜だ?
「ゲリラ豪雨」
は正確な気象用語ではないですが、同じ意味での
「局地的大雨」
の定義です。
単独の積乱雲によりもたらされる、数十分の短時間に、数十mm程度の雨量をもたらす雨。
とされています。
詳しくはやはり、定義されていません。
さらに
- 大雨:災害の恐れのある雨
豪雨:著しい災害に至った雨
さらに「豪雨」「集中豪雨」は、過去の結果であって、未来予想について用いないと書かれています。
また、区別も明確ではないようですね。
参考までに・・・
中学生の方の論文で、30分間に「40㎜」という定義が、私はとても納得のいく論文でした。
素晴らしい調査ですね。
普通に考えて、時間当たりの雨量が20~30㎜程度では、やはり「豪雨」とは言わないと思います。
30分間に集中して、40㎜前後の雨・・やはりこのくらいでないと、「ゲリラ豪雨」とは言わないかもしれません。
何分、具体的な定義がないので、このくらいとしか言いようがないのが、もどかしいですが、お天気予報には、真夏の時期には注意しましょう。
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高気圧と低気圧とは?
どういう仕組みでできるかの考察です。
高気圧と低気圧のでき方は?違いと種類や空気の流れについての考察!
風速の単位での、現象はどうなるかを調べてみました。
風速5mと10mと15mと20mと30mと50mってどの位?瞬間と最大の違いは?
さて・・風っていやですね~~
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ゲリラ豪雨が増えてる理由は異常気象なのか?対策はどうすればいい?
「ゲリラ豪雨」
が増えてる理由は?
そんな考察ですが、一般的にはこういわれてるようです。
- 1:ヒートアイランド現象
2:アスファルト路面などの増加(1の要因にもなる)
3:地球規模の気候変動
などなどが、言われてるようです。
ただ、1と2は上でも書いたように、40年以上も前から、私は記憶があります。
ですから、地球規模でも気温の増加が原因のような気がするんだな~~
私が高校生の時は、仙台の最高気温が真夏でも29度とか‥30度越えは一シーズンで、一週間あったかな~~のレベルだったと記憶しています。
大学進学で、東京行ったら驚いた・・暑くて。
それが今の、仙台の気温・・いえいえもっと今は暑いような気がします。
なので、一気に気温が上がると、水分は水蒸気になって上昇気流に乗って一気に天まで届けと‥
ついでに、雷雲の発生の原因の、静電気の摩擦も伴って、一気にお空で冷やされて、一気に水蒸気が、氷や水になって降ってくるんだな。
ついでに、摩擦での雷雲も伴ってときたら、これはもう最強クラスかと。
気温の上昇・・それが原因かと思います。
なんでそうなるか?
なんででしょうね~~気候変動といえば、聞こえはいいですが、またその原因もあるんだと思います。
全て、ループになって、つながっているような気がします。
地球温暖化は、防がないと日本の夏と冬は、悲惨になるような気がします。
ゲリラ豪雨の対策は?
さて・・ゲリラ豪雨に対する対策って、どうすればいい?
自分なりに考えてみました。
- 1;まずは正確な予報を知っておく
2:傘は持つ
3:長靴(レインブーツ)を履いていく
4:予報の地域にはいかない
5:予報の時間帯を避ける
6:万が一の避難先を確認しておく
などなど・・基本、近寄らない方がいいですね。
そのためには、一番下の方で紹介した、サイトでの予報をよく見て、備えましょう。
近寄らないが得策に感じます。
どうしても・・その場合は、最低限上の用意はしていきましょう。
ゲリラ豪雨はここではないから都市部が原因?素人が考えてみた!
「ゲリラ豪雨」
は、ここ山ン中の僻地には、来ないようですね。
私は聞いたことも、体験したこともないです。
ゲリラ豪雨が発生するのは、もっぱら都市部でのようですね。
でも、これからはどうなるかわからなそうです。
気温次第のような気もします。
私の地域のようなところで、こんなゲリラ豪雨が発生したらどうなる?
おそらく、下流域では洪水が発生するかもしれません。
集中豪雨の災害で、ここ40年くらいで4~5回は国道4号線が冠水したり、田んぼが冠水してすんごい風景になったり・・もちろん床上浸水です。
私のところは、上流域なのでそんな被害はないですが、下流域では大変です。
ゲリラ豪雨はどこに発生するかわからないから「ゲリラ」なんですね。
でも‥何とか予想することも、できるようです。
ゲリラ豪雨を予想する便利なチャンネルはここ!
雨を予想する、そんなサイトの特集です。
私の勝手な予想で、以下が便利そうです。
こちらは「weathernews」の予想サイトです。
ここですべて間に合いそうな予感がします。
こんなサイトもあるんですね~~
色々見るよりも、こちらの情報がおすすめに感じます。
さて・・今年も・・とはいっても、毎年災害ってあるな~~ないことを祈ります。
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偏西風とは?
なんでしょ?
そんな考察です。
偏西風って何?なぜ蛇行するかをわかりやすく!季節風と貿易風の違い!
降水量の、各単位ごとの現象の考察です。
降水量とは?1mmと5mmと10mmと50mmと100mmの降雨量の目安を考えた!
100㎜の雨って、どんな現象になる?
*多分の私の主観を入れて書いてますので、??な部分があってもご容赦ください。
ヘッダーの写真は、一昨年私が撮影した世界谷地原生花園の写真です。