グランドスラムって何?意味は?ゴルフのボビージョーンズが由来!

グランドスラムのイメージ写真

グランドスラムは、ゴルフ界の球聖ともいわれる「ボビージョンズ」が、当時のメジャー4大会で、年間にすべて勝った、制覇したことによって生まれた言葉です。
現在のメジャー大会や、キャリアグランドスラム達成者や、後一勝で達成のプロなど紹介します。
年間グランドスラム(メジャー4大会を全て制覇)達成は、ボビージョーンズのみの偉業です。

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グランドスラムとは?言葉の歴史とゴルフの関係!

 

「グランドスラム」

この言葉が初めて使われたのは、球聖といわれた
「ボビージョーンズ」
が、当時の4大大会のすべてを、一年間ですべて制覇した時に、初めて使われました。

「グランドスラム」

という言葉が、それ以前にあったのかどうかは、私は知りませんが、世に出て、それが実践で達成された、瞬間であったことは間違いないことです。
なので、「グランドスラム」は、ゴルフ界でつかわれるようになって、それが各スポーツ界に波及していきました。

「テニス」

は有名ですね。
こちらも4大大会のことを言いますが、でもなんか大会ごとにグランドスラムって‥テニスの場合は個人的に薄く感じます。(個人的な印象です)

 

キャリアグランドスラムという呼び方!

 

年間メジャー4連勝を「グランドスラム」といいますが、しかし達成者は「ボビージョーンズ」しかいません。
しかし、メジャーでの勝利を持ち越して、全部の4大会に勝利することを

「キャリアグランドスラム」

といいます。
次の章で紹介する、メジャー4大大会の勝利を持ち越して、達成する・・しかしそれもなかなか難しいことです。
後で紹介しますが、それでも何人もいません。

 

ボビージョーンズの達成した時代のゴルフの4大大会とは?

 

ボビージョーンズの時代の「グランドスラム」は、今のメジャー4大会とは、全く違います。
まだ、ゴルフがプロのスポーツということで、完全に確立していない過度期に当たります。

もちろん、有名プロもいますが、その中でもアマチュアが、まだ活躍していた時代です。

 

ボビージョーンズが制覇した4大大会とは?

 

以下です。

  • 1:全米オープン
    2:全米アマチュア選手権
    3:全英オープン
    4:全英アマチュア選手権

この大会、すべてに勝ったのは

「1930年」

です。
日本でいうなら、昭和5年かな‥多分。
マスターズは、その後引退したボビージョーンズ自身が、アリスターマッケンジー博士とともに設計した

「オーガスタ」

で、第一回大会が「1934年」ですから、まだありません。
ボビージョーンズは、この4大大会すべてに、1930年に勝利しています。
年間にすべて、勝ったことにゴルフ界ならず、熱狂しました。

しかしながら、ボビージョーンズは

「アマチュア」

だったんだな~~
アマで全米オープンと、全英オープンに勝利するって、すごいことですね。

しかも

全米オープン:1923, 1926, 1929, 1930
全英オープン:1926, 1927, 1930

こんだけ勝利しています。
並みいる強豪の、プロを差し置いて・・

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ボビージョーンズ以降のグランドスラムの4大大会とは?

 

ボビージョーンズ以降、マスターズトーナメントが始まり、ゴルフ界の4大大会は以下に定義されました。

1:マスターズトーナメント:1934年~
2:全米オープン:1895年~
3:全英オープン:1860年~
4:全米プロゴルフ選手権:1916年~:1958年からストローク・以前はマッチプレー

のことを言います。
各大会の開催年は、右側になります。
この中で、一番過酷だったのは、4番の「全米プロゴルフ選手権」のマッチプレーの時代。

連日36ホール戦い、しかもほぼ一週間の長丁場。
すごいね‥
やはりそれでは・・ということで、1958年から同じように、ストロークに変更になりました。

 

年間グランドスラムに一番近かったのはベンホーガンとタイガーウッズ!

 

年間グランドスラムに一番近かったのは

ベンホーガン:1953年
タイガーウッズ:2000年~

 

ベンホーガンとグランドスラム!

 

ベンホーガンは1953年

1:第17回マスターズトーナメント
2:第53回全米オープン(オークモント、選手と観衆を隔てるロープが初めて導入された大会)
3:第82回全英オープン(カーヌスティ)

で、メジャー大会を始めて(当時)年間3連覇
残るは、全米プロゴルフ選手権(PGA選手権)・・・と思ったら、実はこの時の開催日程が、全英オープンとかぶっていたために、出場が不可能。
しかも、当時の全米プロは、マッチプレーで連日36ホールの長丁場で、交通事故で負傷した足では、困難。
それで、全英オープンを選んだようですね。

しかし、全英オープンでは当時の、ゴルフ界のスター

  • 1:ボビーロック
    2:ピーター・トムソン

らを退けて、二位に4打差。
ニューヨークでは、ヤンキースの優勝さながらの、紙吹雪で迎えられました。
何せ、年間メジャー3連勝の手土産付きですから。

しかしながら、ベンホーガンは「PGA選手権」は、1946年と1948年と2度制覇しています。(キャリアグランドスラム達成)

 

タイガーウッズとグランドスラム!

 

タイガーウッズの2000年からの、メジャー4連勝は圧巻でした。

2000年の年に

  • 1:全米オープン
    2:全英オープン
    3:PGA選手権

そして、開けて2001年にマスターズトーナメントを制覇して、メジャー4連勝!
さて・・これをグランドスラムと認定するかどうか?
もめにもめた結果が、やはり年間メジャー4冠ではないということで
「グランドスラム」
とは認定されませんでしたね。

しかしながら、「タイガーウッズ」に敬意を表して

「タイガースラム」

と呼ばれるようになりました。
惜しかったですね~~

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キャリアグランドスラム達成者何人?メジャー勝利数ランキング!

 

メジャー4大会の勝利数ランキングと、キャリアグランドスラム達成の一覧です。
実質的には、メジャー大会の勝利数が多ければ、キャリアグランドスラムの達成は、当然あり得ると推察されます。

 

メジャー大会勝利数ランキング

 

以下のようです。

1位 18勝  ジャック・ニクラス
2位 15勝  タイガー・ウッズ
3位 11勝  ウォルター・ヘーゲン
4位 9勝  ベン・ホーガン | ゲーリー・プレーヤー
6位 8勝  トム・ワトソン
7位 7勝  ハリー・バードン| ボビー・ジョーンズ | ジーン・サラゼン |  サム・スニード | アーノルド・パーマー

いつ、どのメジャー大会で優勝したかは、かなり記述が多くなるので割愛します。
しかし、ニクラウスの勝利数は、圧巻です。
勿論、続くタイガーウッズも圧巻です。

 

キャリアグランドスラム達成者と回数は?

 

以下の一覧に示します。

  • 1:ジャック・ニクラス:3回
    2:タイガー・ウッズ:3回
    3:ジーン・サラゼン:1回
    4:ベン・ホーガン:1回
    5:ゲーリー・プレーヤー:1回

しかし、ニクラウスと、タイガーウッズは3回も、キャリアグランドスラムを達成しています。
「トリプルグランドスラム」
といいます。
キャリアは一回の事ですね。

長い、ゴルフの歴史で、ボビージョーンズを入れてたったの

「6人」

しかいないのが、現実です。それだけ難しいものなんだと思います。

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平年並みの気温・・とか言いますが、その平年とは?

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降水量の変化での、どんだけの雨なのかの印象を、まとめてみました。
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2021年現在もっともグランドスラムに近いプロは誰だ?!

 

さて・・ここからは期待を込めたお話です。
今は2021年5月(現在)です。
今の時点で、最もキャリアグランドスラムに近いプロは誰だ?

私が知る限り3人います。

  • 1:フィル・ミケルソン:全米オープン
    2:ローリー・マキロイ:マスターズトーナメント
    3:ジョーダン・スピース:PGA選手権

この3人です。
右側は、まだ勝利していない、メジャー選手権です。
ミケルソンは、惜しかったのが何度も・・何せ全米オープンは6回も二位があるんだな~~
6回ですよ~~

まだいるかもしれませんが、とりあえず私の記憶の範疇で。

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ゴルフのグランドスラムと私のゴルフ人生と感想!

 

私は、ゴルフが大好きです。
最近は、コースには少し無沙汰していますが、それでも月一程度は行っています。
私が始めた、バブルの終わりのころには、まだまだプレー代は高額で、とても庶民が遊べるレベルではなかったですが、でも月一程度なら何とか・・の世界で、楽しかったですね~~

バブルがはじけて、20年ほど前から空前のゴルフ不況が始まって、プレー代は軒並み安くなって、現在まで。
安くなったな~~が印象です。
おかげで、コースに行こうと思ったら、暇の問題だけで何度でも。
何せ、1万円以下で遊べるコースが、沢山ありますから。

しかも食事付きで。

午後から暇なら、イブニングも3000円程度で。
身近な遊びになったような気がします。

タイガーウッズのプレーは、アマチュアの時代から見ていました。
プロ転向で、周辺の下馬評は

「そんなに簡単に勝てるほど甘くはない!」

でしたが、即勝利しましたね。
これには驚きました。
彗星のような存在でした。

「すんげえな~~」

と、驚くのみ!
驚くのは、それだけでなくゴルフの賞金額です。
これは「タイガー効果」といわれて、例えば全米オープン。

  • 1997年:465,000ドル
    2000年:800,000
    2005年:1,170,000
    2010年:1,350,000

これ優勝賞金ですが、1997年はタイガーウッズのプロ転向後の翌年で、マスターズ優勝の年です。
そこからの賞金額の上がり方が、すさまじいです。
10年でほぼ3倍・・・ですね。
現在は優勝賞金は「225万ドル」(2020年)の世界です。

すごいですね・・

ゴルフの感想でした‥

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高気圧と低気圧の違いって?
どうしてできるのかを考察してみました。

高気圧と低気圧のでき方は?違いと種類や空気の流れについての考察!

風速のお話です。

風速5mと10mと15mと20mと30mと50mってどの位?瞬間と最大の違いは?

それぞれの段階で、どんな程度なのかを考察してみました。

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*ヘッダーの写真は私が良くいくコースの写真です。(ずいぶん以前ですが管理人撮影)

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